ちくわがわが家に来てから、半年以上が経過。すでに何十年も住み続けているかのように、我が物顔で歩き回っています。
それでも、先住猫のわおんとの間でなんとなく棲み分けというか、お互いの寛ぐ場所が決まっているようです。
ちくわが、日常的に寛いでいる場所が本棚の上。ときに、飾っている西子やキジロウの写真を蹴散らしながら、身体を伸ばしています。
しかし、ある日、そんな本棚の上をわおんが先行して侵入。ちくわは本棚の上を見上げて「えっ!」と戸惑った様子でしたが、譲りたくないようで渋々ながら飛び乗ります。
ちくわ:あのーわおんさん、ここはいつも私が寛いでいたんですけど…。
わおん:知ってるわよ。だからなによ? この家で私が足を踏み入れることのできない場所はないの。わかった?
ちくわ:えーっ! そんなこと言われても…
わおん:ちくわだって、いつも私が枕代わりにしている爪研ぎで爪を研いだりしてるでしょう。
ちくわ:まあ、はい…。
わおん:だったら、文句を言うんじやないわよ。あっ、別に退かなくていいわよ。
言葉を交わしていたとすれば、きっとこんなやり取りだったでしょう。
というわけで、時折り決して広くない本棚を2にゃんずが共有することになりました。
仲がいいのか? 悪いのか? よくわかりません。