アメリカ・カリフォルニア州に住むあるご夫婦。
ご夫婦にはとってもかわいがっている愛猫がいました。
壁の点滅ライトにじゃれて飛び付く仕草がとってもかわいいにゃんこ。
普段は家の中で過ごしていて、外に出ることはありませんでした。
しかし、ある日、窓辺にいた小鳥を追っているうちにベランダ、庭、さらにその先に出てしまいます。そして、気がつくとまったく見知らぬ風景に囲まれていました。
そのことに気がつくと、「ここはどこ?」とパニック状態になってしまい、さらに家から遠くへ遠くへ…。遂には帰れなくなってしまいました。
にゃんこがいなくなったことに気づいた飼い主さんもパニック状態。
名前を呼びながら、家の周辺を探し回りましたが見つかりません。
「あのコはいったいどこに行ったんでだろう…」
悲嘆にくれる飼い主さん。来る日も来る日もにゃんこを探し続けましたが、見つかりませんでした。
飼い主さんは、会社で仕事をしているときも、ウチで洗濯をしているときも、「あのコはどこに…」という思いが頭から離れません。
そんな思いを抱えたまま13年が経過。
さすがに飼い主さんも、いつしか「今頃はきっと虹の橋を渡っているだろう」と思うようになっていました。
そんな、ある日。とある公園で管理人さんが病気になっているにゃんこをみつけます。
優しい管理人さんは、にゃんこの様子を見て早速、病院へ連れて行ってくれました。
「公園にいたノラですが、病気みたいなんで診てもらえませんか?」
「管理人さんか。また連れて来たのかい。優しいね」
とか言いながら診察開始。
「ずいぶん痩せてるし、年齢もとっているみたいだね。ん…これは?」
と診察をしているときに獣医さんはあることに気づきました。
「このにゃんこ、飼い猫だね。マイクロチップが入っているよ」
「えーっ、だっていつもウチの公園にいますよ」
「おそらく迷い猫だろう。よしマイクロチップから飼い主さんを調べて届けてあげよう」
と調べたところ、13年前に行方不明になっていたご夫婦のにゃんこであることが判明。このほど、無事に感動の再会を果たしました。
にゃんこは、食欲旺盛で病気もみるみる回復。再会したときには、行方不明になる前の半分くらいだった体重も、徐々に増えているそうです。
それにしても、13年ぶりに再会するなんてことがあるんですね。
ちょっとびっくりのニュースです。
ちなみに今回の写真は、プリンタの上でちょっぴり偉そうな態度のキジロウ。
コイツも油断をすると外に出ようとするので、要注意です。
なお、いつものことですが、たっちーのお伝えするにゃんこニュースは妄想で脚色されています。今回のニュースのもとは
こちら。念のため、お話しますと、情報量が少ないので、いつもより多めに脚色しています。