キャリーケースを見た途端、逃走を試みるであろうことは予想していたので、事前に部屋を閉め切って逃走経路を封鎖。ノンキなわおんはこの時点では気づきませんでしたが、キャリーケースをみて身構えます。捕まえて強引に押し込もうとするのですが、相変わらず激しく抵抗。虐待でもされて「いやだぁー! 助けてぇー!」とでも言うように大きな声で鳴き喚きます。
好奇心の強いちくわは、この状況に興味津々。静々と近づき「わおんさん、どこ行くの?」とでも言うように、静々と様子を伺いにくるちくわ。
「ちくわ、あんた見てないで助けなさいよ!」
わおんは藁をも縋る思いで、訴えていたのかもしれませんが、単なる好奇心で近づいたちくわは馬(猫?)耳東風です。
そんなちくわを横目に、鳴き叫ぶキャリーケースを抱え、道中、行き交う人の不審な視線を浴びながら病院へ向いました。
病院に到着しても、以前として叫び続けるわおん。
この間、病院の診察台でちっことか、う◯ことか漏らすことが常態化しているので、今回もやらかすのではないか…とどきどきしながら診療開始。
注射を2本打ち、飲み薬を2種類と点鼻薬をいただきました。
診断中、薬の説明をいただきましたが「やらかすんじゃないか?」と気が気でないため、説明が頭に入りません。
このため、薬が粉末であると思い込み、どうやって飲ませようかと思案していましたが、帰宅して確認すると錠剤でした。
抵抗されながらも投薬を続けるとすっかり回復。鼻もきれいになりました。
人間も風邪が流行っているようです。
みなさんもご自愛ください。