日夜、口内炎と格闘中(?)のわおん。以前、お伝えしたように、乳酸菌のサプリを購入したところなかなかいい感じ…だったのですが、その後、猛烈に拒否するようになりました。
押さえつけて口の中に強引に入れるのは、わおんのためとわかっていてもなんだかとっても心苦しい。
キジロウは、逃げ回りながらも捕まれば観念するのですが、わおんはそうはいきません。押さえつけても体をよじるようにして最後の最後まで抵抗し続けます。その姿は、どんなにわずかであっても、あらゆる可能性を信じて最後まで抵抗を続ける猫界のジャンヌダルク――であるはずはありません。神の啓示などとはまったく無縁の単なるわがままにゃんこです。
とはいうものの、毎日、押さえつけてサプリを強引に口の中へというやりとりが続くのはわおんのみならず、飼い主・たっちーにもとってもストレスです。
そこで一計を案じることに。最初に考えたのが、マタタビ作戦。指先に出したサプリに粉末のマタタビをかけて舐めさせるというもの。ペロ、ペロと一舐め、二舐め。「おっ、いいかも?」と思ったのですが、それで終了。
「なんだか、そのマタタビおいしくないんだよねぇ~」という感じで立ち去ってしまいました。
安全圏に身を写し、後ろ足で気だるそうに後ろ足で耳の裏辺りを掻いているわおん。指先にマタタビにまみれたサプリをつけたまま、置き去りにされる飼い主の気持ちを慮るなどということはまったくありません(猫だからしかたありませんが…)。
くやしい~と思い、マタタビ作戦パート2を考案。今度は粉末ではなく棒状のマタタビの先にサプリを付けて舐めた瞬間に口の中に入れちゃおうというもの。しかし、この作戦は、粉末よりも困難、かつ、不評で、クンクンしただけで立ち去ってしまいました。
う~ん、困ったもんだ、と思いつつ、サプリに記載された細かい文字をメガネを外して読んでみました。
すると、「フードにつけて食べさせてください」の一文を発見。それでいいのか! と改めて確認し、カリカリにかけるトッピングに混ぜたらゴキゲンで食べてくれました。
なんだよ、最初から食事のときに混ぜてあげればよかったんじゃね? と思ったのですが、食欲にムラのあるわおん。食いしん坊のキジロウが目を離したスキに、わおんの分を食べちゃうという可能性が大。やはり食事とは別にあげるほうが間違いありません。そうだ、おやつタイムを設けよう!
そこで購入したのが、今、最も猫たちの間で最大の話題になっていると思われるヒット商品『ちゅ~る』。
かくして、ストレスだったサプリの時間は、待ち焦がれるおやつタイムに様変わり。
いやぁ~よかったと思う反面、わおんのわがままに付き合わされているような気もする飼い主・たっちー。まあ、いいんですけど、なんだか釈然としないなぁ……。
ちなみに、今回の写真はスマホで撮影した写真をアプリで加工したもの。この写真を見ていて、こんな飼い主は、猫のわがままに付き合わされるだろうなぁと改めて自覚しました。