先日、最寄り駅近くにあるペット用品店に立ち寄ったときのことでした。
定番のカリカリを手にしてレジ付近に向かうと“ご自由にお持ち帰りください”との文字を発見。
見ると円錐形に穴の空いた猫用のおもちゃ・キャットボックスです。
出たり入ったりして遊ぶだけでなく中で寛ぐにもよさそうな一品。しかもタダ!
周囲の視界が制限されるグッズは、ビビりのキジロウには受け入れてもらえそうもありませんが、怖いもの知らずのわおんは興味を示しそう。
念のため「これ、いただけるんですか?」と聞くとかなりもて余していたようで「どうぞ、どうぞ」って感じで袋に入れてくれました。
大きな袋をガサガサ言わせながら帰宅し、早速、組み立ててにゃんこ用の毛布を入れます。
このままでは居心地の良さを感じていただけないと思い、毛布にわおんの大好きなマタタビパウダーを仕込んだところすっかり落ち着いてくれました。
「おぉ~気に入ってもらえたかぁ~、わおんのためにもらってきたんだからなぁ~」
しかしこれまで、わが家のにゃんずは西子の冷え冷えマットに始まり、わおんのおもちゃにまでことごとく飼い主の期待を裏切り続けています。キジロウに至っては、それなりに高額の商品(ねころん、キャットタワー)で、財布にもダメージを与えた悲劇が続いています。今回のわおんだって、まだまだ信用できません。
本当に気に入ってくれたかなぁ…不安な気持ちを払しょくできないまま翌日帰宅すると、わおんがちんまりとキャットボックスに収まっています。
「わおん~、キミはわが家のジャンヌダルクだ! 遂に悲劇を断ち切ってくれたか!」
と大げさに喜んだのも束の間、数日するとすっかり「やっぱり、これヤダ。気に入んない」って感じで、キャットボックスの存在を無視。
「やっぱり、悲劇は続くのねぇ~」(涙)と落胆するたっちーを横目に、「膝に乗りたい~」って感じで、足下でにゃごにゃご鳴き続けるわおん。
こんなときは「もう何も買ってやんないし、何ももらってこないぞ!」と思うのですが…また買ったり、もらってきちゃったりするんだよなぁ、きっと。
東京に45年ぶりの積雪を記録するほどの大雪が降りました。土曜日はまさに吹雪!
ノラや地域猫はどう過ごしているのかなぁ。