今回も中国ネタですが、これまでとは違って(?)ちょっぴり
感動するお話。
山東省青島(チンタオ)市内の市場で、果物を販売している趙(ジャオ)さん。
職場には、いつも愛犬の雪雪(シュエシュエ)が同行しています。雪雪ちゃんは、とってもお利口で、いつも趙さんのそばを離れずに、おとなしく仕事が終わるのを待つ看板ワンコです。
しかし、ある日を境に、看板ワンコを放棄して時々どこかへ行ってしまうようになった雪雪ちゃん。
「雪雪のヤツ、一体どこに行っているんだ?」と気になって後をつけた趙さん。
すると、ダンボール箱に入れられて捨てられた4匹の仔にゃんこにおっぱいを上げている雪雪を発見。
雪雪ちゃんはまだ1歳にならない子犬で出産経験もないのに、どういうわけかオッパイが出るらしく、仔にゃんこたちは「ママー」って感じで、無心に吸い付いていたというのです。
「かわいそうな仔にゃんこ相手に、母親役をやっていたのか…」と感動した趙さん。
ところがその後、4匹のうち2匹が死んでいることが判明。「このままではみんな死んでしまう」と心配した趙さんは、知人に1にゃんをもらっていただきました。
残る1にゃんは雪雪と一緒に…と思っていた矢先、誰が連れて行ったのか忽然と姿を消してしまいます。
これには雪雪ちゃんは大ショック。「あの仔にゃんこたちが生きがいだったのに…」って感じで、その日から食べ物を口にする元気さえなくなり、市場に来てもただ力なく、ぐったりしているだけの日々。
そんな雪雪ちゃんを見かねて、趙さんは知人にもらっていただいた仔にゃんこを返してもらうことになり、仔にゃんこと雪雪ちゃん、感動の再会。
雪雪ちゃん:ワン(お帰り!)
仔にゃんこ:ニャー(ただいま!)
と種を超えた会話が成立したような、しないような…。
でも、雪雪ちゃんは久しぶりに会った仔にゃんこををずっと舐め続けていたそうです。
ところで、自分で載せといてこんなことをいうのもなんですが、最近、多い中国のにゃんこニュースってどこまで本当の話しか、疑わしいものも多々あるような気もする…。でも、雪雪ちゃんとにゃんこが、仲良しであることは間違いなさそう。
これからも末永く、雪雪ちゃんとにゃんこが平和に仲良く過ごせますように!