前回の「相談室」が好評を博した…かどうかはわかりませんが、その後、新たに寄せられたビギナーにゃんこ飼い主さんからの相談に答えようと思います。今回も前回同様、回答にはたっちーだけでなく、キジロウとわおんにも加わっていただきます。
相談:先日、家のにゃんこと遊ぼうと思って猫じゃらしを買いました。始めのうちは遊んでいたのですが、すぐに飽きられてしましました。飽きられないで遊んでもらうポイントや猫じゃらし選びのコツなどがあれば教えてください。
わおん:ダメな飼い主ね。にゃんこと生活するなら、じゃらしくらい使えるように修行してからにしなさいよ。
たっちー:わおんは相変わらず厳しいこと言うなぁ。にゃんこの飼い主になるのに、そんなにハードル上げなくてもいいだろう。
わおん:だって、そもそも基本ができてないのよ。にゃんこがじゃれるのは人間にとって遊びかも知れないけど、にゃんこにとっては狩りの練習や代替なのよ。そこを理解してほしいわよね。
キジロウ:そう、そこはポイントだよね。虫や生き物の動きを意識してじゃらしを動かしてくれるとうれしいな。例えば虫や鳥が地上から飛ぶときに真上ではなくて角度をつけて斜めに飛ぶでしょう。子猫のうちは反応するかもしれないけど、年齢を重ねたにゃんこの相手をするなら工夫が欲しいよね。
わおん:視界を意識するのもポイントよ。ちらちら見えたりすると、気になるのよね。それと音。床をカリカリひっかいて音を出すのもいいかもね。
たっちー:じゃらしにもよるけど、先にマタタビの粉末をちょっとつけるとかね。
キジロウ:動かすスピードも、緩急をつけたりすることもポイントだね。
たっちー:じゃらしのタイプは好みによるかな? わおんは紐系が好きかな。子猫のときにはなんにでもじゃれたけど、やっぱりスタンダードな形のじゃらしが好みかな。昔、レーザーポインターを買ったけど、飽きるのが早かったね。
わおん:紐好きー!
キジロウ:たしかにレーザーポインターは、最初に見たときは「おっ!」と思ったけど、捕まえたときの感触がないからつまらないんだよね。
たっちー:飼い主さんが相手にしてくれるのはにゃんこにとっても楽しい時間。高齢になるとじゃれなくなったり、反応が鈍くなるので、今のうちににゃんこの五感を刺激するつもりで、いろいろ試してみてください。