以前、このブログでもご紹介しましたが、不吉などといわれ、何かと嫌われる傾向のある黒にゃん。
しかし黒にゃんが不吉どころか、とってもやさしくって役に立っているというニュースを2つご紹介します。
まずはアメリカ・アリゾナ州から。
チワワのリアムくんは9月に動物保護施設で生まれてすぐに、お母さんを亡くしてしまいました。
寂しさにうちひしがれるリアム君。
困ったのは施設の職員さん。
「リアム、寂しそうだな、どうしよう?」
「そうだ 黒にゃんのマーラが黒子にゃんこを生んでたよね。リアムは黒だから、混ぜちゃえばわからないんじゃないか?」
「いくら何でもわかるだろ? …でも試しにやっみようか」
というわけで、マーラが子にゃんこにお乳をあげている最中に、こっそりリアム君を投入。マーラが気づいたのか、気づかなかったかは定かではありませんが、子にゃんこと同じようにリアム君に接してくれたんだそうです。こうして、思いがけず代理のお母さんが見つかったリアム君ですが、すぐに里親さんをゲット。マーラの代理お母さん期間は決して長くなかったようですが、もしかしたらリアム君に里親さんを招く「招き猫」だったかも?
いやいや、招き猫の王道はやっぱり商売繁盛。というわけで、お次は日本の茨城県のお話。ひたちなか市を走る第3セクター「ひたちなか海浜鉄道」。ご多分に漏れず、厳しい経営状況が続いていました。
しかしある日、この路線の那珂湊(なかみなと)という駅の近くで、鉄道を支援する市民団体のメンバーたちが、やせ細った黒にゃんを発見。
「かわいそうに…お腹がすいてるんじゃないか」
とツナ缶を与えると、ぺろりと平らげる黒にゃん。その後も訪れた人たちが交代でご飯をあげていたら、そのうち気がつくと「おさむ」とい名前までいただいて、駅に住み着くようになっていました。
そんな人懐っこいおさむが鉄道ファンのブログなどで紹介されたことなどから「おさむに会いたい!」という人が急増。乗客も増えてきました。
感激した社長は「ここまで会社の利益に貢献したのは、おさむ以外にいない。もう社員の一員だ。時期社長はおさむが最有力候補だ!」と豪語。
う~ん、猫の駅長はたまちゃんが有名だけど、新たに猫の社長が誕生するかも?
ところで、この黒にゃんのおさむという名前。「黒ネコのタンゴ」の皆川おさむさんにちなんで付けられたとのこと。これを聞いて「へぇー」だったか、「?」だったかによって年代がわかるかも?
なお、2つのニュースをきちんとお伝えしているページにリンクを張ろうとしましたが、やや古くなってしまったため、なくなっていました。
ちょっと(かなり?)脚色していますが、大筋では変えていない…はずです。関係者に怒られないかちょっと心配…。
ちなみに今回の写真はタンスの上のキジロウ。やや挑戦的な眼差しは、少し前までここで猫じゃらしで遊んでいたから。相変わらず
リーズナブルな猫じゃらしに夢中です。