重度の口内炎持ちのわおん。病院に行って注射をしてもらえば落ち着くのですが、最近はその注射の間隔が身近くなっていました。
とはいえ頻繁に病院へ、というわけにもいきません。なにしろ、わおんはキャリーケースに入れたとたんに、まるで虐待でもされているかのように鳴き叫ぶほどの病院嫌い。本猫とっても、ストレスであることは間違いありません。それに、あまり頻繁に注射をするのはわおんの身体にも、飼い主の財布にもよくありません。
これまでそうしてきたように、チュールで栄養を取らせ、カリカリではなく猫缶を食べさせ……と何とかで切り抜けてきましたが、だんだんと食が細り、押し入れや部屋の隅でじっとしている時間が増えてきたため、いよいよ限界と判断。先日、意を決して(?)、病院に連れて行きました。
案の定、キャリーケースに入れたとたん号泣するわおん。その声は、病院に向かう途中も病院の待合室でも一向に収まりません。
いよいよ順番になり診察台に上げてしばらくしてから、ひときわ高い声で大きく「ぎゃう!」と叫んだかと思うと、ころころと転がるう○こ。
本猫的に不本意だったのか、う○こを機に一段と大きな鳴き声で鳴き叫ぶわおん。
とてつもない声で鳴くは、う○こするは……で飼い主の立場は木っ端みじんに打ち砕かれ「すいませ~ん」を連発する飼い主・たっちー。
帰り道でも鳴き、家に帰ってからも興奮が冷めないようでしばらく鳴き……とよくまぁ、こんなにやせっぽっちで小さい体なのに、こんなに大きな声で鳴き続けられるもんだと感心するくらいに鳴き続けていました。
しかし、お陰さまで注射をしてから絶好調。特に最近はキジロウに喧嘩を売ったり、うにゃ・うにゃ言いながら飼い主にまとわりついたり、とうっとおしい行為が復活しています。
梅雨の時期ではありますが、わおんの調子はどうにもちょうどよい塩梅とはいかないようです。
ちなみに今回の写真は押し入れで寛ぐわおんとアジサイのコラージュ。今年はアジサイの病気が流行っているとのことでいつもならわさわさと花を咲かせているはずなのに緑のまま、という場所も多くあります。ちょっと寂しい……。