愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

わおんが10歳になりました!

2022年05月05日 | わおん

2012年の秋、わおんがわが家にやってきました。
正確な誕生日がわからないので、覚えやすく5月5日としました。
今年の5月5日で節目の10歳になりました。
もう10年、月日が経つのは早いものです。
わが家に来た当初は痩せっぽちでしたが、口内炎対策を兼ねて取り組んだ体重増加計画が成功し、ふっくた体型を維持、口内炎も改善しています。
先日、「丸くなったもんだな」とわおんの後ろ姿に呟いたら、近くにいた妻が振り向きました。
いつまで経っても、うにゃうにゃ言いながら足元に絡みついて甘えるわおん。
これからも健康で元気に過ごせますように。

10歳の節目を記念してイメージビデオを作成しました。

Twitterで公開中です。アカウントのある方はご覧ください。

@tacchi_2006

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何もない部屋

2022年05月02日 | たっちーの部屋

いくつもの夢といくつものいたわりあいが
この街を後に長い影をひいていく

長渕剛さんの『二人歩記』という曲のフレーズです。
また引っ越しするけど、いつになったら一緒に住めるの?
カノジョにそう問われて、自分を見つめている曲です。
古い曲ですが、この曲のように人やモノが増えていくプラスの引っ越しではなく、人やモノが減っていくいわばマイナスの引っ越しのときにも、この曲を思い出していました。

団地でひとり暮らしをしていた母が、姉の家に住まうことになり、部屋の片付けをしました。
母と父がこの団地に住むことになったのは17年ほど前。ちょうど私が離婚して西子を伴って生活を始めるタイミングと重なりました。
やはり結婚していたときに住んでいた部屋を片付け、がらんとした何もなくなった空間にいたときの感覚を思い出しました。
部屋の玄関を出る瞬間、ふっともう一度、部屋を見渡しました。この部屋に初めて父と母が訪れたとき、二人の目にこの部屋はどんなふうに映ったのだろう。入居に際して、何もない部屋をふたりが訪れている様子が浮かびました。
「長い間、ありがとう」
何に対してなのか、わかりませんが、自然と口に出していました。
同時に、自分自身を改めて振り返ると、あのとき西子がいなかったらまったく別の人生を生きていたような気がしています。
「ありがとう、西子」
今度は言葉には出ませんでしたが、そんな思いがよぎりました。
お彼岸に墓参りに行けませんでした。
お盆までには家の墓だけでなく、西子の墓にも行こう。
……と言いつつ、もしかしたら鳴き声のうるさい西子がいなかったほうが、いい人生が待っていたかも? なんて思ったりして。

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