今回の更新は、にゃんこニュース。イギリスのノーフォーク州ドレイトンという町に住むにゃんこのお話しです。
パンプキンという名前の男の子で年齢は6歳といいますから、にゃんこ的にはなかなか脂ののった(?)お年頃です。
そんなパンプキン、外出を許されていることから、いつものように町の縄張りをパトロール。
とくに熱心に見回りをし、ときにくつろいでいるのは自宅の近所にあるスーパーマーケットです。
常連さんからは「あらパンプキン、今日もご苦労さま」などと声をかけられて上機嫌で店内を闊歩していました。
しかし、そんなこともつかの間、察するに「パンプキンはかわいいいが、食品売り場ににゃんこはふさわしくないだろう」「特に魚売り場ではいつ何時♩お魚くわえた~どら猫ぉ~♩なんてことになりかねん」「ここはやはり、パンプキンの店内への出入りはご遠慮願おう」などの意見が出され、パンプキンの店内出禁があっさり決定してしまいました。
「なんだよぉ~。オレはお魚くわえたことなんて一度もねぇぞぉ~。今更、出禁なんておかしいじゃねぇかぁ~」という抗議も空しく入店を拒否されるパンプキン。常連客の中には「パンプキンがかわいそう! 店をボイコットしてやる!」などという人もちらほら。これに対して、スーパーマーケットの担当者は「私たちにとっても苦渋の決断でした。堪え難きを耐え、忍び難きを忍び…(涙)」などとは言っていませんが、できるだけ優しく入店を阻んでいたようです。
しかし、にゃんこのパンプキンはそんなことではめげません。その後も店の周辺をうろうろ。そんなパンプキンを支持しようとFacebookにプライベートグループが作られると、世界中の人がグループに参加し支持を表明。勢いに乗ったパンプキンは「食品売り場に行かなきゃいいんだろうぉ~」とばかりに、店内に入り込みセルフレジで寛ぐ姿が目撃されるようになりました。そのどっしりとしたくつろぎぶりは、世の中の理不尽に立ち向かう反逆者のよう。ということでFacebookに写真が投稿されると一気に注目を集め、記事作成時点で約3500人のメンバーがグループに参加したといいますから、イギリスの片田舎では、もっとも有名な哺乳類といっても過言ではないかもしれません。
お客さんも「この茶トラのバーコードはいくらで表示されるのかな?」などと言いながら、パンプキンとの触れ合いを楽しんでいるよう。
まぁ、店にとって「招き猫」になるなら勘弁してあげてほしいですけどね。
なお、いつものようにたっちーのお届けするにゃんこニュースは、記事の趣旨のみを維持して思いっきり脚色しています。正確なニュースはこちらをご覧ください。
今回の写真はわおんとたっちーの生まれ育った町の桜並木のコラージュ。新型コロナ騒ぎで鬱々とする日が続きますが、ほげほげしたブログを読んでほげほげしていただける幸いです。