今回はにゃんこニュース。ちょっとびっくりするお話です。
イギリスのノッティンガムシャー州ハックナルに住むゾーイ・フォスターさん(44)の飼い猫“ギズモ(当時3歳)は、2014年5月28日に家を出たきり行方不明に。
飼い主のゾーイさんはギズモの写真をポスターやリーフレットにして配ったり、ソーシャルメディアでも呼びかけていましたが、まったく手掛かりがないまま6年の月日が経ってしました。
しかし、ゾーイさんは決してあきらめずに「ギズモは生きていて、いつか戻ってくる」と信じていたそうです。
そんなある日のこと自宅から約14km離れた場所にある動物診療所から連絡がはいります。
獣医さん「お宅の猫だと思いますが、こちらで保護しているのですが、受け取りにきていてだけませんか」
ゾーイさん「えーっ! ギズモが見つかった!」
獣医さん「はい、マイクロチップのデータを読みこんだところ。あなたが飼い主だとわかったのです」
ゾーイさん「う~ん、実はこれっていたずら電話で受け取りに行ったらウソぴょ~ん! みたいなことってありません?」
獣医さん「ありません! にゃんこもあなたに会いたがっているでしょうから早く来てください」
なんてやりとりはなかったと思いますが、やや半信半疑で病院に向かうゾーイさん。
そこにはまぎれもなく、6年前に生き別れたすっかり成長したギズモの姿。
ギズモを動物診療所に連れてきたのは、ノッティンガムシャー州の村セルストンに住む女性。女性は迷い込んできたギズモに数年間食事を与えていました。
しかし、ギズモは家に入らず庭にある鶏小屋で寝泊まりしていたそうです。
女性「ねぇ~、鶏小屋なんかにいないで家に入ればいいのにこっちのほうが暖かいわよ」
ギズモ「いえいえ、私には立派な飼い主がおりますので、他人さまの家の敷居をまたぐことは遠慮させていただきます」
きっと、女性とギズモが会話で来たらこんな感じだったのではないかと思います。
しかし、もちろん会話はできませんから、女性はギズモが捨て猫だと思い、去勢手術をするため動物診療所に連れてきたところ、マイクロチップの存在に気付き追跡した結果、ゾーイさんの連絡先に辿りついたそうです。
それにしても、6年後の再会ってすごいなぁ~と思っていましたが、ニュースを辿っていくと最長ではアメリカで14年後に再会を果たしたというケースもありました。このケースでは、さすがに飼い主さんも「もう生きていないだろう」とあきらめていたそうですが、その後も会えなかった期間を埋めるかのように過ごしている様子。まさにめでたし、めでたし、です。
いずれにしろ、ポイントはマイクロチップ。ニュースはイギリスとアメリカからだけど、日本でもマイクロチップはちゃんと機能するのかな?
ちなみに今回の写真は「おかえり、ちゅーる買ってきた?」みたいな視線を向けるわおん。
実はしっかりとマイクロチップが入っています。
もうひとつちなみにたっちーのお伝えするにゃんこニュースは、余計な妄想を加えて思い切り脚色しています。ネタ元はこちらをご覧ください。