地震とにゃんこ

柏崎市内では震度６強を観測し、甚大な被害をもたらした新潟県中越沖地震。
住民の間で地震以降、エサの豊富な避難所周辺でもにゃんこの姿を見かけなくなったと話題になっているんだそうです。
県柏崎地域振興局によると、柏崎市、刈羽村に狂犬病対策のため登録されているわんこは４１４５匹。ペットフードの出荷量などから、にゃんこはその２～３倍で、ノラを含めると市内に１万匹以上と推計。しかし、地震発生以降、飼い猫、ノラの区別なく姿が見えなくなったというのです。
心配になった飼い主さんたちが保健所や県獣医師会などが設置した動物救済本部を訪れています。この救済本部には、２５日午後２時までに一時預かりやエサの提供など、動物に関する相談が計１５１件寄せられています。内訳はわんこの行方不明の相談３件に対し、にゃんこは５倍の１５件。ペットの一時預かりも受け付けていますが、預かり希望はわんこの１９匹に対し、にゃんこは９匹に止まっています。
どうやらかなりの数のにゃんこが、行方不明になっているようす。
もちろん、帰ってきたにゃんこもいます。全壊した自宅に荷物を片付けに戻ると、倒壊した家屋の間にうずくまっていた愛猫を発見。飼い主さんによると、このにゃんこは「マグロしか食べないんです。ぜいたくに育てたもので…」とのことだったので、わずかな期間でもノラ生活が肌に合わなかったのかもしれません。ただし、飼い主さんの家が全壊してしまっていたため、せっかく戻ったもののこのにゃんこは救済本部で一時預かりに。１日も早く家族がそろって生活できるようになるといいですね。
大学の先生は「群れを成していたオオカミに人間の手が多く加わったイヌに比べ、単独行動でエサを取れるネコは、より野性的な本能を残している。そのため地震に対して敏感に危険回避行動を取り、安全な場所に身を隠していると考えられる」とコメント。さらに「阪神大震災以来、地震によって動物がいなくなった報告例は多くある。時間はかかるだろうが、たとえ倒壊した家でもいつもの場所にエサと水、トイレを置いておくと、帰巣本能で戻ってくる可能性はある」ともコメントしています。
わんこもにゃんこも大事な家族。一緒に暮らせるようになることが飼い主さんにとっては本当の復興になるのだと思います。どのコも１日も早く戻って来ることを、切に願います。

ちなみに今回の写真はイスで寛ぐ西子。よほど鈍感なのか地震がきても微動だにしませんでした。大地震で建物が倒壊したら、きっと人間より先につぶれると思います。

忙しい…

引き受けてしまった仕事が、夏なのに雪ダルマのように膨れ上がってしまいました。
しかも、火曜日に打ち合わせした編集さんは「○○と□□を書き加えて、火曜日までにお願いします」って言うし…。
「全部は無理かもぉ…」という僕に「いえ、全部お願いします！」だって。このときの編集さんったら、口元は笑っていたけど目は笑っていなかったよぉ～。
僕が忙しくしているのに、西子はいつものように「あおーん」だの「びゃおーん」だのとってもうるさいです。
しかも、暑くなってきたのに、仕事している僕の膝に乗ってくるし。
「泣きたいのはこっちだよぉ～」
などと嘆きながらも、えっちらおっちらと仕事をしています。
お陰で、最近ブログの更新が滞っていました。
もうちょっと滞りがちになるかも…です。

再会！

これまで何度もにゃんこの大移動のニュースをご紹介してきました。
今回も思わぬ形で大移動をすることになってしまったにゃんこのお話。
ハワイ州からカリフォルニア州に引っ越すことになったある一家。
もちろん大切な家族である愛猫も連れて行くはずでした。
ところが肝心なときに姿をくらましてしてしまったにゃんこ。
心配した飼い主さんが、どれほど「○○ちゃ～ん」と探し回ったかは推測できます。
しかし、どんどん迫る飛行機の出発時間。
ぎりぎりまで探し回ったものの最後まで見つからないにゃんこ。
飼い主さんは、泣く泣くカリフォルニアに向けた飛行機に搭乗することに…。
愛猫がいなくなり、悲しみに打ちひしがれていた飼い主さん。
「あー、○○ちゃんは常夏のハワイでノラとしてやっていけるのかしら…」
などと心配しながら到着した荷物を解いていると、そこにはハワイに置き去りになってしまったと思っていた愛猫の姿がありました。
報道によると、このにゃんこったらハワイでの引っ越し作業中にコンテナに入り込んでしまい、そのまま飲まず食わずで１８日間をかけて、荷物と一緒にお引っ越しをしてしまったのでした。
幸いにも、回復は早く動物病院お薦めのチキンスープでリハビリ中とのこと。
飼い主さんも、きっとあきらめていたであろうところでの再会。
今後も家族と一緒に末永く過ごせるといいですね！

ちなみに今回の写真は、最近購入した棚に置いたダンボール箱に入り込んだ西子。とっても小心者の西子の移動範囲は、今後も家の中からでることはなさそうです。

流れ者？

会社に向かう途中でにゃんこと遭遇。
「あっ、にゃんこだ！」と思って足を止めた僕を、微動だにせずにじーっと見つめています。
しゃがみこんで「大丈夫だよぉ～」などと言いながら、じりじりと近づいたのですが、２メートルほどまで距離を縮めたところで、写真左側に写っているクルマの下に逃げられてしまいました。
かなり警戒心の強い、にゃんこのようです。
しかし、頻繁に通るところなのにこのにゃんこに出会うのは初めて。
以後は、再会を願いつつきょろきょろしているのですが、まだ会っていません。
流れ者のにゃんこだったのかも？
今後も、付近を歩くときは不審者にならない程度にきょろきょろしようと思います。

雨の日のノラたち

このところの東京は、台風がきたり、今頃になって梅雨らしい天候が続いてちょっぴり肌寒かったり…という日が続いています。
「ノラたちは、台風のときはどうしていたんだろう」
と、気になって月曜日の昼休みににゃんこのたまり場の都営住宅の駐輪場へ。
奥まで入ったのですが、だーれも見当たりません。
「みんな無事だったのかな…」
と心配になって帰えろうとしたとき、警戒心の強い黒にゃんこが前方を横切りました。
「お、あいつは無事だったか」
と思ったら、今度はコンクリートのＬ字部分が大好きな人懐っこいキジにゃんこが登場。
相変わらず、人懐っこくスリスリして無事を報告してくれました（写真はより過ぎてアップになったにゃんこです）
しかし、やさしい強面のにゃんこは結局姿を表しませんでした。
無事に元気でいてくれるといいんですが…ちょっと心配。

マッサージ

　西子と生活を共にするようになって、早２年半が過ぎました。
　実は、以前、ちょっぴり後悔していたことがありました。
　とっても甘えん坊の西子は、以前に予想したように、ノラになる前は常に家にだれかがいる環境で過ごしていたんじゃないか。そうだとすると、帰りが遅くなったりする僕のような生活をしている人よりも、もっと別の人に拾ってもらったほうがよかったんじゃないか…ということでした。
　しかし、幸いにもフリーライターで自宅で仕事をする時間の長いパートナーを迎えることができ、こうした僕の後悔も少し落ち着いています。
　西子も、最近は鳴き叫ぶ時間が短くなってきたように思います。
　とはいえ地声が大きいので、まだまだとってもうるさい…。
　相変わらず、黙らせるためにあの手この手を駆使しています。
　ある日、うるさく鳴き叫んでいたので、枕に寝かせて「お客さ～ん。だいぶ凝ってますねぇ～。大きい声出してるんじゃないですかぁ～」などと言いながら、背骨にそって背中をもみもみ。
　西子的に、これはとっても気持ちよかったようで、ゴロゴロいいながら寝てくれました。
　しかし、これ以来、枕に乗って「もみもみして～」とでもいうかのように、鳴き叫ぶようになった西子。予想以上にお気に召してしまったようです。
　日中、西子と一緒に過ごすパートナーも仕事を中断して「毛を梳かす」「背中をもみもみする」を交互に繰り返す有様に…。
　最近は後悔していた自分に後悔している、飼い主・たっちーです。

５匹のお母さんにゃんこ

これまでも家猫の祖先は中東の砂漠地帯に生息するリビアネコだと言われていましたが、最近、遺伝子解析からもこれを裏付ける結果が得られたそうです。
家猫の祖先については、これまでは古代エジプトの壁画などの考古学的な証拠をもとに「やっぱ、リビアネコだろぉ～」って判断されていました。しかし、米英などの国際チームが世界の約１０００にゃんの遺伝子解析を行ったところ、「やっぱ、リビアネコだぁ～」ってことになりました。
この国際チームは、野生種であるヨーロッパヤマネコやリビアネコ、中央アジアのヤマネコ、南部アフリカのヤマネコ、中国のハイイロネコの遺伝子と世界各地のイエネコの遺伝子とを比較。
その結果、家猫はリビアネコと進化の系統が最も近いと結論づけています。しかも「少なくとも５種類の母系から家畜化され、人の移動に伴って世界に広まったとみられる」とのこと。ってことは、家猫の先祖を辿れば５匹のお母さんにゃんこのいずれかにたどり着くってことですよね。もしかしたら、うちの西子と似た柄のにゃんこは、先祖を辿ると同じお母さんってことになるかも？
さらに、５匹のお母さんにゃんこの共通の祖先は約１０万年前までさかのぼり「考古学的な記録から推定されてきた約９５００年前より、はるかに早く家畜化が始まった可能性がある」とのこと。
にゃんこは、私たちが考えているより長い間、人間のパートナーとして生活を共にしてきたのかもしれません。
それにしても、遺伝子解析でにゃんこのルーツを辿るとは…「国際チーム」って普段はいったい何してるんでしょうね？

ちなみに、今回の写真はつげの櫛で毛をとかしてもらって、上機嫌の西子。
必要以上にでかい鳴き声はいったいどんな遺伝子を受け継いだのでしょうか？　可能であれば辿って文句を言いたいです！

押さえ込み１本

対黒猫の連敗記録を止め、今後も「猫使い」を名乗り続けることができるとほっとしていました矢先、もっと大きいヒョウの押さえ込みに成功したというニュースが飛び込んできました。
場所はイスラエル南部。自宅の窓から夜中に突然入ってきた野生のヒョウが、ベッドで就寝中の家族に飛び掛かってきました。
飛びかかられた家族の方は、ちょうどとっても大きい猫と戯れる夢を見ていて「猫じゃないじゃん」って思った…ってことはなく、単純にとってもびっくり。
騒ぎを聞きつけて、住民の男性が駆けつけます。
「なめんじゃねぞぉ～。俺も昔はブイブイいわせてたんだ！」
などとは叫んでいなかったとは思いますが、住民の男性が格闘の末、押さえ込みに成功。しかも、救出隊員が来るまでの約２０分間、素手で取り押さえたというのです。
この男性、４９歳の自然観察ツアーのガイドさん。自然保護区の方のお話によると、近くで数頭のヒョウが見つかっているものの、人間に危害を加えることはほとんどないとのこと。
人間の近くに出てくるヒョウは、老いて餌が捕れなくなり、ペットの犬や猫を狙うことが多いんだそうです。
取り押さえた男性も「ヒョウは弱っていた。動物の扱いには慣れているから、傷付けることなく押さえ込むことができた」と語っていたそうですから、やっぱりかなりお年を召していたヒョウなのかもしれません。
いずれにしろ、素手で野生のヒョウから押さえ込み１本を奪うとは…。う～ん、こんな話を聞くと「猫使い」って大きい顔はしていられない？

ちなみに今回の写真は、ブログの更新中に僕の膝の上でくつろぐ西子。
西子って犬歯が１本しかないし、めちゃくちゃ気弱だし…もしヒョウほどの大きさになっても、きっと弱った野生のヒョウは勝てないだろうなぁ。

砂場にて

所用で立ち寄った江戸川橋。
トイレと砂場が３分の１ずつを占めるほどの小さな公園でにゃんこ発見。
最初に発見したときは砂場で僕に背中を向けていました。
「あっ、にゃんこだ。何してるのかなぁ？」
と思ってよく見たら、とってもたくさんのう○こをしてました。
さすがに最中の撮影は遠慮して、終了後に撮影に協力していただきました。
でも砂場にう○こは、地域で問題になる典型的なケースだよなぁ。
本人（猫）は意に介さずって感じでしたけど、かなり心配…。

完全勝利！

このところなぜか街中で出会った黒猫に相手にされない日々を過ごし、猫使いとしての自信をやや失いかけていましたが、久しぶりの完全勝利を達成しました！
近所のコインランドリー付近にいた初対面の黒猫。
通りがかりの人が声をかけていたので、かなり限られたエリアで生活しているようです。
日差しを避けるように日陰でごろんとしていたので、近づいて手をだすとスリスリしてきたので、しばらくの間、戯れていました。
人懐っこいかわいい黒猫でしたが、今回は間違いなく完全勝利です！

健康診断

木曜日に定期健康診断に行ってきました。
毎年やるたびに思いますが、腕に針刺して血を採ったり、変なもの（バリウム）飲ませて硬い台の上で転がらせたり…と、日進月歩で医学が進歩しているのに、どーして健康診断って苦行・荒行のようなんでしょうか？
年に１回の身体のチェックなので検査するのはいいんですけど、なんとかならないもんでしょうか？
検査中のブルーな気分を味わうと、西子が毎年、ワクチン注射のために病院に行くときに鳴き喚く気持ちがちょっぴりわかるような気がする…。

ちなみに、今回の写真も前足と後ろ足が複雑に絡まったような不思議な寝相で寝る西子。
「何か、とりついてんじゃないか？」って感じ。西子の場合、年に１回のワクチン注射に加えて、お祓いが必要かも？

Ｓくんちのにゃんこ

１年半ほど前まで同じ職場で働いていたＳくんちのにゃんこです。
パンダのように両耳に色が付いているところが、なんともキュート！
僕と同じように５月に入籍を済ませたのですが、パートナーがにゃんこと暮らしていたため、Ｓくんもそのまま一緒に暮らすことになりました。
名前を聞いていなかったので、教えてもらってからブログに載せようと思っていましたが、ネタが切れたので急遽、掲載を決定。
でもあんまりにも急遽だったので、男の子か女の子かも聞いてなかったことに気づく僕。
教えてもらったら、また別の写真を送ってもらって再度掲載しようと思います。

切なそうなにゃんこ

夕暮れ時の西新宿でにゃんこと遭遇。
暗くてわかりづらいですが、このにゃんこ、ホコリをかぶったように汚れています。
そのせいか、どことなく切なそうに見えるので、ちょっと近づいてみました。
逃げる様子がなかったので、手を出すとちょっと匂いをかいでいたのですが、クルマが通ると、あたふたと逃げてしまいました。
クルマに何か嫌な思い出があるのか、それとも単なるビビリなのか…。
この次に会ったときは、もう少し仲良くなって、身体をきれいにしてあげたいと思います。

眠い…

朝、自宅付近でにゃんこを発見。
室外機の上でぼーっとした表情がとっても眠そうです。
寝起きが悪いタイプらしく、近づいたらちょっと「シャー」とか言っていましたが、顔が眠そうなのでぜんぜん迫力なし。
でも、ジャマするのもかわいそうなので、写真撮影に協力いただいた後はそそくさと立ち去らせていただきました。
今度会うのは、寝起き以外のときにしたいです。