京より江戸に向かうと大湫(大久手)宿に入る手前に琵琶峠がある。
標高550m麓から1970年に発掘され整備された石畳が伸びている。
全長730m標高差80mを上り下りする。
もちろん歩いてみました。鬱蒼とした木立の中です。
聞こえるのは「ホトトギス」の声だけです。
誰も歩いてませんね~。クマでも出そうな感じです。(笑)
意外に歩きやすい石畳です。路脇から湧き水です。
冷たく澄んだ水です。旅人の喉を潤し一息入れた水でしょう。
峠の手前に一里塚がありました。
言葉は知っています。そして使いもします。
本当に塚がありました。実物見るのは初めてです。
おわんを伏せたような土盛り確かに塚でした。
江戸へ93里(372km)京に43里(172km)とありました。
帰路、宿場歩きの人でしょうか一人の人とすれ違いました。
峠歩きで唯一であった人でした。
旅人の姿を思い浮かべながら歩く街道歩きも面白いですね~。