キャバレーの支払いも税金でする今村雅弘という復興大臣が、3月31日をもって福島から避難している人たちへの住宅支援を打ち切ったので、それ以降は国は責任を持たないよ、と言いました。
人の心として、その人の自己責任ではないにも関わらず、被害を受けて苦しんでいる人がいたら、親切にしようというのは当たり前ではないでしょうか。それとも、日本人は、そのような心は持ち合わせていないとでも。
いつも参考にさせていただいているカレイドスコープさんのサイトのご紹介ですが、この記事にあるリンク一つひとつを含めて全部を見ると、色んなことがよ~く分かります。自分があまりにも無知であることも。下の画像をクリックすると、移動してご紹介できます。
この今村雅弘という復興大臣は、「責任を持って回答してください」という記者の言葉に対して、「撤回しなさい」と返答しています。「出て行きなさい」とか、「人を誹謗中傷するな」とも行っています。
「責任を持って」というのは、当然、福島の被災者の人々に対する国の責任のことですから、持つべき責任を持とうとしない、責任の意味さえ分からないような復興大臣にしてみれば、実に嫌なところを突かれた訳です。案の助、頭にきて感情的な態度を取りながら途中退席までやらかしています。この人が持っている「悪意」が現れているというものです。あるいは、この人からマブイが失われています。
何よりも、避難者の自己責任であり得ない福島原発事故なのに、避難者の自己責任という判断を下した政府の方が異常です。困っている人を大切にしない国、マブイの失った国、この国は異常なことばかりが起こっています。
福島原発の事故は、当たり前のことですが避難者の自己責任ではありません。なのに、避難のための住宅支援を打ち切り、「後は自己責任で」という政府は何を考えているのでしょう。原発輸出で銭儲け、東京オリンピックの銭儲け、利権で儲けるために、強制的に福島に帰還させるつもりなのでしょうか。
多くの人が、人の心を失っているのではないでしょうか。マブイグミが必要ではないかと思います。
誰がマブイグミをするかって? それは、自分自身でするしかないのだろうと思います。
原発事故避難者のいじめ問題を今頃マスコミが取り上げるのは自民党の帰還政策の作戦か?