引っ越しを予定している知人ですが、普段は弱音を吐くような人ではないのですが、珍しく「頼むかも知れない」と連絡が入りました。長時間労働、低賃金で運送会社に人材が集まらないということなのでしょうか。とにかく、事情が厳しいということは伝わって来ます。
国会では、定額働かせ放題法案が提出されていますが、労働者の残業代は減るし、労働時間も増えるのに、こんな法案、誰が得をするのでしょうか。資本が得をする法案にしか思えません。
嘘のデーターを出してまで定額働かせ放題法案を通そうとするのは、国会議員が資本に買われた犬である証拠だと思います。オリンピックのどさくさに紛れて成立させようとするところなんて、こざかしいにもほどがあると思います。
こんなことでは、これから将来を担う子どもたちに恥ずかしくて顔向けできません。改正すべきは、最低賃金の大幅アップだと思います。同時に、研修制度などと称して外国人を低賃金で働かせる制度も、直ちにやめるべきだと思います。
そのためには、外国人を低賃金で働かせようとすることが恥ずかしいことなんだと反省する、人間としての徳とか、品性を持つ努力も求められているのではないかと思います。
下品なヤジを飛ばしたり、居眠したり、政治資金を不正流用したり、労働者に不利な法案ばかり提出するような「働かなくても定額」の議員こそ何とかしなければならないのではないかと思います。