旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション111 「秋の会席膳」(小田原駅)

2022-03-03 11:23:16 | 駅弁コレクション
【秋の会席膳】(小田原駅)
                            2022.3.3投稿

2009年(平成21年)10月4日 大宮駅で購入 価格1,200円
                       [製造元](株)東華軒

 中秋の名月をイメージした掛紙が、紐掛けされています。


 おかずは上段左から、煮物(椎茸・里芋・南瓜)、卵焼き(人参・木耳入り)、切り干し大根煮(人参・ひじき入り)。
 中段左から、大根漬け・胡桃の炒り煮・わらび餅、鮭柚子庵焼・蓮根金平、天ぷら(さつまいも・シシトウ・茄子)。
 御飯はワラビと栗が載った山菜おこわと、しめじ煮・木耳・紅葉麩が載った茶飯。




 外観も中身も駅弁らしくないものですが、製造元の東華軒が駅弁の他にも仕出し弁当やケータリング等を行っていることから納得しながら頂きました。
鉄道博物館が開業した年から10月の1ヶ月間、JR大宮駅の構内で『大宮トレインフェスタ』が開かれていていました。
 その催事の一つとして駅弁販売も行われていたので購入しました。

 製造元の東華軒の創業は、東海道本線最初の駅弁とされる国府津駅構内で竹の皮に包んだ握り飯を販売を始めた1888年(明治21年)7月1日。
 その後、小田原駅開業と同時に小田原駅でも販売をはじめ、現在は本拠地を小田原に置いています。


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