旅の窓

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『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

閑雲野鶴日記 2021年(令和3年)1月24日 日曜日 全国学校給食週間

2021-01-24 17:44:09 | 閑雲野鶴日記
 今日、1月24日からの1週間は「全国学校給食週間」です。
 戦後、栄養失調の子どもたちを救うために、米国のLARA(アジア救済公認団体 ララ委員会)から給食用物資(主に脱脂粉乳)が寄贈され、1946年(昭和21年)12月24日に現在の東京都千代田区立麹町小学校でその贈呈式が行われたそうです。おそらくクリスマスプレゼントだったのでしょう。
 そこで、この日を「学校給食感謝の日」と定めたのでしたが、多くの地域では冬休みに入っているため、その後、1か月後の1月24日からの1週間を「全国学校給食週間」とすることなりました。
 我が国における学校給食の始まりは、現在の山形県鶴岡市にあった忠愛尋常小学校が開校の年の1989年(明治22年)から、家庭が貧しくてお弁当を持ってこられない子どもたちのために無料で食事を提供したことだと言われています。
 当時の献立は、「おにぎり・塩鮭・菜の漬物」。全国学校給食会連合会のホームページに、再現写真が載っています。


 現代の学校給食は、「御飯・汁物・主菜・副菜・牛乳」が基本のようです。


 なお、我が国で最初の給食制度は、会津藩の藩校「日新館」が、開校3年目の1806年(文化3年)に「十五才以上の者に昼一飯の賄を給せらる」の記録があり、日本の最初の給食制度といわれています。内容は質素で「一汁一菜」が基本だったそうです。


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