新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

優先席のマナー考

2014-06-13 20:08:39 | 日記

怪我をしてから3週目が過ぎました。先週の金曜日に診察を受けた結果は順調に回復しているようであります。ただまだ痛みがあるのと、医者の見立てではまだ2週ほど完治まで時間がかかり、それから使っていない怪我した左足の筋力を回復させる為にリハビリが必要とのことです。
本当は安静にしていなければいけないのですが、休めずに仕事にはいっていたわけで、電車やバスに乗って普通に通っています。そこで気になったのが、バリアフリーと優先席。足を怪我して松葉杖をつきながら歩くと、階段の昇降が非常にしづらいです。エスカレータがある駅はそれに乗ればいいのですが、下りのエスカレータを装備している駅はそうなかなかありません。たいがいは上りエスカレータのみ。じつは怪我をすると階段を上るよりも下りる方が怖いんです。そこで厄介になるのがエレベーター。このところバリアフリーの観点からエレベーターを完備する駅がほとんどとなりました。が、しかし、その位置はまちまち。前の方にあったり、真ん中にあったり駅によってバラバラです。駅に着くとエレベーターまで歩かされるのはちょっと…。でもエレベーターを利用しなければ、階段を下りるのはちょっと怖いから文句は言っていられません。
もう一つ。優先席です。
最近は各車両の車端部に優先席がついていたり、バスもノンステップバスの低床部分についていたりします。JR東日本で増備中のE233系では若干席も低く設計され、手すりも3人がけの各席で使えるように装備されているので怪我している身にも立ったり座ったりが楽です。
が、特に朝になると優先席でも関係なく若者や普通のサラリーマンなどが堂々と座っています。こちらは包帯こそしていませんが、松葉杖をついて立っているのに携帯電話に夢中になっていたり、寝ていたり…。
朝なので座っていたい気持ちもわかりますが、怪我をしていると、立って手すりにつかまっていても電車やバスの揺れに対応するのが非常に難しいんです。片脚に力入れられませんから。出来ることでしたれば座りたいのです。何の為の優先席なのかちょっとわからなくなります。
この3週間、混雑する電車やバスで席を譲られたのはたった2回でした。1回は自宅最寄りから舞浜駅へ向かうバスの車内。オリエンタルランド本社前で降りたのでディズニーの従業員の方でしょう。もう1回は病院から浦安へ帰る地下鉄東西線車内。混んでいる快速電車でわざわざ隣に座っていた子供さんを膝に乗せてまでして譲っていただきました。
こうしてみると、優先席とは何ぞやと思ってしまいます。お年寄りや体の不自由な方、乳幼児を連れた方云々…と書いてあり、子供の頃から教えられていると思うのですが。今の車社会の時代にそういった公共の場でのマナーを教える機会がないということでしょうか。そしてその教える大人もあまり理解していないのではとも思います。
みなさんも優先席に限らず、怪我をしている人を含めて席を譲っていただきたいと思います。

以上、怪我をしてわかったことでした。