新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

豊郷町立豊郷小学校旧校舎

2015-07-12 20:32:22 | 旅行


夜行高速バスで大阪へ着いてから、近江鉄道に乗ろうとJR京都線・琵琶湖線快速に乗り、彦根へ。多賀大社前まで寄り道をしてから豊郷駅で降り10分ほど暑い中を歩いてやってきたのはこちら。豊郷町立豊郷小学校旧校舎です。

近江兄弟社設立に関わったW.M.ヴォーリズ氏設計の洋風建築で、国の登録有形文化財に指定されています。1999年の校舎改築問題で一時有名になった建築物です。1937年の建築で、当校出身の丸紅取締役が私財を投げ打って建設したそうです。設計者のW.M.ヴォーリズ氏の建築は西日本を中心に存在し、大丸心斎橋店本館や旧神戸居留地38番館、京都四条大橋西詰の東華菜館などがあります。

玄関車寄せから見ると、なんだかどっかの駅舎にも見えてくるのは鉄の性でしょうか。校舎内は豊郷町教育委員会や町立図書館などに一部が活用されていますが、ほどんどの教室がそのまま残されており、見学することができます。

木の廊下に木製の教室ドア。私は経験したことがないですが、なんだか懐かしい雰囲気のする校内です。窓からの風が駅から歩いて火照った体を心地よく吹き抜けていきました。ちなみにこの校舎と校庭を挟んだ反対側に現在使われている校舎があり、この日も校庭では子供たちの遊んでいる声が響いていました。

校舎内の階段にはイソップ寓話のウサギとカメをモチーフにした像があしらわれています。この像も保存運動のシンボルとなりました。現在は豊郷町内にこの像をモチーフにしたウザギとカメの石像があちこちにあります。
この豊郷小学校旧校舎はアニメ「けいおん!」で主人公が通う高校の校舎のモデルとなったようで、いわば聖地と化しています。「けいおん!」の展示などもあるようなのですが、その世界がよくわからないのと、電車の時間も迫っていたので、見学せずに建物の雰囲気を味わって帰りました。 


くまと夏の女王

2015-07-12 07:30:33 | 旅行

夏の熊本県観光キャンペーンのポスターが貼ってあるのを大阪駅で見かけました。さすがに関東では熊本へ行くのは飛行機の世界なので、JRの駅では見かけません。


くまモン執事だモン。

ってちょっと頼りなさそうですが…。



しかし、このパロディはいいんですかね?