新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

山形日和。~3

2015-07-22 19:24:02 | 旅行

上越妙高駅で下車し、とりあえず資金を調達しようとしますが、新幹線の停車する駅ですが駅周辺に銀行・郵便局の類が見当たりません。それどころがATMのありそうなコンビニすらありません。さて、どうしようかと途方にくれながら駅前の道を歩くと、信号の先にJAがありました。ダメもとでJAバンクのATMコーナーに入り操作してみると、お金をおろすことができました。ホッと一息ついて駅へ戻ります。

新幹線は開業しましたが駅前は未だ整備中といったところで、工事の柵が設置されていました。その柵には新潟らしくトキがデザインされたものでした。最近は工事の柵もご当地ものが出てきており、探すのも楽しみになってきました。
ちなみに写真の草むらのあたりに旧脇野田駅があったらしく、その場に立つと廃線跡然とした草むらがまっすぐ伸びていました。工事が進捗すると全く分からなくなるのでしょう。

上越妙高駅東口には木で作られたドーム状の屋根がかかっていました。そしてこの上越妙高駅は全体的に木のぬくもりを感じる駅でした。駅へ戻ると早速きっぷの調達。ここでえちごツーデーパスと、乗車券を買うのですが、ふと思い立って小国から通しでなく、小国ー今泉間と赤湯ー舞浜間の乗車券を買います。今泉ー米沢ー赤湯とJRでつなぐことも出来るのですが、米坂線にそのまま乗り通すよりも山形鉄道でショートカットしたほうが早いつばさ号に乗れることが判明したので分割した次第。これで1時間早く山形に到着できます。
きっぷを調達し、このあと買う暇がないお昼ごはんも調達して、えちごトキメキ鉄道線ホームへ。1024発新潟行き特急しらゆき3号に乗ります。

特急しらゆきは北陸新幹線開通時に運転を始めた特急電車で、新潟県内の主要駅を結んでいます。廃止された特急北越の代替列車でもあります。車両は常磐線で余剰となったE653系電車。常磐線ではフレッシュひたちとして活躍していました。しらゆきには付属編成だった4両編成が充当されています。あらかじめ買ってあった指定席に座って新潟まで2時間余りを過ごします。
直江津からJRに入り特急らしい高速走行を見せつけてくれます。JR線に入ると車掌さんが頻繁に通り、自由席へ車内改札に入っているようです。しかし10分おきぐらいに停車駅が現れるので、車掌室と行ったり来たり。忙しそうです。このあたりで早起きの眠気が襲ってきて、柏崎ー長岡間でしばしウトウト。長岡駅到着間際に先行していた越乃Shu*Kura号とすれ違いました。長岡を出たところでお昼ごはんを食べ、あとは車窓を眺めて過ごします。新潟県内を走り1229に高架化工事中の新潟駅に到着しました。
 


山形日和。~2

2015-07-22 19:01:12 | 旅行


長野からはしなの鉄道北しなの線に乗り換えます。0746発の妙高高原行きに乗車。ちょど上田方面からの電車が到着し、乗り換え客もかなりいました。その乗り換え客も次の北長野で降りてしまい、後に残ったのは新幹線から乗り換えてきた旅行客風の乗客。各ボックスに1人といった雰囲気で電車は走ります。
電車は転換前と同じ115系電車ですが、しなの鉄道仕様に改造されており、ワンマン運転です。ボックスシートに座っていれば以前と変わりませんが、終点の妙高高原駅に着く手前になると減速してポイントを渡るところが、かつてとは違うところ。妙高高原駅に0829に到着。ここで直江津行きのえちごトキメキ鉄道に乗り換えなのですが、電車は来ておらず、しばらくホームで待ちます。

直江津行きの折り返し電車は0836頃に到着。JRから譲渡されたE127系改装のET127系電車6両編成でした。おそらく朝の通勤通学対応かと思われますが、乗り込む乗客は6両編成に散らばってしまい、ガラガラの状態で発車。えちごトキメキ鉄道になってから発車と到着が低速での運転となっており、多少まどろっこしさを感じます。下り勾配の途中にある関山駅での発車時にはモーターが全くうならずに発車し、ほぼ惰性で転がっていくような感じでした。0924着の上越妙高駅で下車。すると反対側のホームに臨時列車が停車していました。

上越妙高駅から長岡経由で十日町まで走る「越乃Shu*Kura」号です。米どころ新潟が生んだ日本酒を味わうことができる、左党には嬉しい列車で、日本酒の利き酒や、新潟の銘酒を取り揃えています。もちろんお酒を飲みながら、米どころ新潟の車窓を楽しむことができます。

「越乃Shu*Kura」停車駅にはこのような駅名標が用意されています。
ひとしきり写真を撮ってから一旦駅を出ます。思わぬ事態に出費が予想されるので資金を調達しなければいけません。