新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

ドリーム号

2015-07-14 19:56:35 | 旅行

東京と京阪神間を結ぶ高速バスは色々な会社が走らせており、競争も激しくなっていますが、その中でも老舗はJRバスのドリーム号です。現在京阪神方面のドリーム号は、ベーシックなドリーム号、ちょっと高級なプレミアムドリーム号、お安い青春ecoドリーム号、そして今回乗車したグランドリーム号に分けられ、東名高速道路経由便と中央自動車道経由便が走っています。そして東京側は東京駅八重洲口のほか、東京ディズニーランド、新木場駅、新宿駅から、京阪神側は大阪駅高速バスターミナルのほか、千里ニュータウン(桃山台)、京都駅烏丸口、奈良駅、王寺駅、OCAT、天王寺駅、USJ、三宮バスターミナルで乗降できます。


JRバスドリーム号といえば三菱ふそうの2階建バスエアロキングですが、2010年に生産が終了しており、今後の経年車両置き換えにはハイデッカータイプのいすゞガーラ・日野セレガ・三菱エアロクィーンから選ぶことになります。そこで運行会社のJRバス関東と西日本JRバスはいすゞガーラと日野セレガの新車両をグランドリーム号として就航させることになりました。

当日のグランドリーム15号は西日本JRバスの車体。バスのフロントには青いJRマークが付いています。車内は3列席で前後の間隔が若干広くなった程度の改良ですが、フットレストとレッグレストが付いていて快適に過ごせます。また全席にコンセントがついており、携帯の充電もできます。
東京駅を発車すると霞ヶ関ランプまでは一般道を走り、霞ヶ関ランプから首都高速に入ります。3号渋谷線の渋滞に巻き込まれましたが、あとは概ね順調な流れでした。東京料金所付近で騒音をまき散らすバイクが走っていました。

足柄SAで一回目の休憩。バスを降りてトイレに行きます。足柄SAは自分で車を運転するときにも休憩箇所にしているSAなので、なんだか妙な気分です。

足柄SAでじっくりとバスを観察。JRバスらしくツバメのマークも入っていますが、全体的に白をベースに金色を使っているので、ちょっと高級感が漂っています。足柄SAを発車したところで本格的に寝ようとしますが、どうも座席に座って寝るのが辛くなってきているようで、ちょっとウトウトするとすぐに目がさめる始末。イヤホンを耳に突っ込んで道中は音楽をかけていました。三ケ日で乗務員が西日本JRバスの担当となり、東名高速から伊勢湾岸道、東名阪道、新名神を走って4時半前に土山SAに到着。ここで2回目の休憩になります。トイレに行こうと出ると、ちょうど運転手も降りてきて「寒かったりしませんでしたか」と話しかけられました。トイレに行くまでに運転手と話をしながら歩きました。トイレを済ませてからバスに戻り再び寝る体勢に。ウトウトとしているとバスはいつの間にか名神高速を走り抜け、千里ニュータウンに近づいていました。
千里ニュータウンで数名降ろしたあと新御堂筋を走って大阪駅高速バスターミナルには定刻より15分ほど早く到着。確かにドリーム号よりかは快適ですが、やはり座席に座って仮眠というのが辛い年になりつつあるようです。あとは現在治療中の足の関係もあり、ドリーム号利用は今回だけになりそうです。