新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

南海の特別塗装車

2015-07-15 20:16:56 | 鉄道

南海ユビスステーションでゆかりんとの待ち合わせなのですが、時刻表と南海さんのHPを調べると、ちょうど緑のサザンとpeachライナーが撮れそうだったのでホームにいることにします。すると…

ん?なんかラピートに怪しげなキャラクターが…。

ついに南海さん、開き直ったか…。と思ったのですが、実はこのキャラクター、南海電鉄が放つ新たなヒーローだそうで、その名も「関空戦士ラピートルジャー」。YouTubeに動画が上がっているのですが、ものすごく作りがゆるいです。まあゆるキャラならこれぐらいがいいんですかね。そのうち関空の地元泉佐野市の「イヌナキン」とコラボしそうです。

そしてこちらが緑のサザン。南海電鉄創業130周年を記念して登場時の塗装に塗り替えられた編成です。塗装だけではなく乗降扉横にはかつての南海の社章である2代目羽車マークが再現されています。特急サザンは指定席4両と一般車4両の8両編成で、一般車として7000系4両もかつての緑色に塗られていますが、残念ながらこの列車は現行塗装の7000系を連結していました。この時代の南海電鉄には縁がなかったので緑色の南海電車は新鮮でした。しかし、なんとなく見覚えのある色なのは、ホークス復刻ユニフォームで南海時代のユニフォームを見ているからでしょうか。

130周年のヘッドマークも付いています。ちなみに創業130周年を迎えた南海は日本最古の私鉄で1885年に阪堺鉄道として日本で3番目の私鉄として創業しました。のちに南海鉄道となり一時期は南海本線のほか現在の阪堺電車とJR阪和線、さらには和歌山市内電車の路線も保有していました。戦時期には近畿日本鉄道と合併もしていましたが、戦後、旧高野山電気鉄道と旧南海鉄道の路線を引き継いで現在の南海電気鉄道となっています。

そして緑のサザンの15分後に現れたのがこちらのpeachハッピーライナー。関西空港を拠点としているピーチアビエーションと南海ラピートのコラボです。peachの飛行機の塗装をそのままラピートに持ってきており、先頭車にはpeachとrapi:tのロゴが入っています。ただし塗装ではなくラッピングのようで、連結面にはラピートの青色が残っています。

このラピートに乗ってりんくうタウンまでゆかりんと行きました。わずか2分の乗車時間で席を温める暇もありません。

実はこのわずか30分の滞在の間に南海本線を走る特別塗装車のうち3種類を見たことになり、効率の良い遭遇となっています。あとは南海線の妖怪ウオッチトレインと、高野線の特急こうや号高野山開基1200年記念塗装ですね。