新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

群馬・上信電鉄ぶらり〜2

2016-12-11 19:23:04 | 鉄道

高崎から折り返してきた電車に乗り、揺られてやってきたのは上州富岡駅。言わずと知れた世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産の富岡製糸場の最寄り駅です。2014年に建て替えられた駅舎は富岡製糸場を意識した鉄骨煉瓦積造の構造になっており、その形も斬新なデザインになっています。

そしてこの駅舎は2014年のブルネル賞、BCS賞、2015年日本建築学会賞を受賞しており、出札窓口の下に各賞の受賞プレートが貼ってありました。この上信電鉄。もう一つ鉄道関係の賞を過去に受賞しています。

それが次の下仁田行きとしてやってきた1000形電車。1976年の登場ですが、地方私鉄としては画期的な電気指令式ブレーキとワンハンドルマスコンを採用、さらに斬新なデザインの車体と塗装が評価されて、1977年鉄道友の会ローレル賞に輝いています。

そのプレートが車内にもしっかりとついていました。
富岡製糸場は世界文化遺産指定前に行ったことがあるので駅前をぶらぶらしただけで、1000形電車に揺られ下仁田へ。富岡を出てからは降りていく一方。気がつけば乗っている車両に誰もいなくなってしまいました。小噺でもひとつできそうな難読駅、南蛇井を通り千平からカーブの多い山道を進んで下仁田に到着。

下仁田町はネギの町で売り出していますが、下車した客もわずかで、夕方近い駅前は閑散としていました。入場券を買ってから折り返しの電車に乗り高崎へ戻りました。

高崎からは新幹線あさま号に乗り東京へ帰ります。途中大宮では新函館北斗ゆきはやぶさのH5系が停まっていました。

群馬・上信電鉄ぶらり〜1

2016-12-11 09:03:58 | 鉄道

昨日は新幹線に乗り、ぐんまちゃんの群馬県は高崎と下仁田を結ぶローカル鉄道、上信電鉄に乗りに行ってきました。

新幹線で高崎に着くとちょうどお昼時。電車に乗る前に駅ビル内のフードコートで腹ごしらえ。パスタの街高崎の発祥のお店シャンゴが出ていたので、シャンゴのパスタをいただきます。こちらはミートソースパスタにトンカツが載っているシャンゴ風パスタ。かなり肉肉しいこの群馬ケンミンのソウルフード。あっという間にいただいてしまいました。

上信電鉄は群馬の交通の要所高崎と、下仁田ネギで有名な下仁田の間を結ぶ鉄道です。沿線には世界遺産の富岡製糸場と荒船風穴があり、世界遺産へのアクセス電車としても利用されています。一日フリーきっぷを使ってぶらりしてきました。

高崎から二つ目の佐野のわたし駅は上越新幹線からも見える駅です。烏川のたもとにある駅で2015年12月に新設された駅です。

この駅のすぐそばには佐野橋という木造の人道橋が架かっており、なんとも風情のある風景です。じつは新幹線の中からこの橋を見ており、降りてみた次第。
そして上州名物からっ風に吹かれながら待っていると、高崎行きの電車が橋梁を渡ってゆきました。駅に戻って、先ほどの電車が高崎から折り返してくるのを待ちます。