新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

しあわせランド四国〜4

2019-02-15 19:19:07 | 旅行


丸亀1244発高知ゆき特急南風9号に乗って大歩危を目指します。特急南風にはグリーン車がついているのですが、満席で取れず指定席もほぼ満席でなんとか窓際を確保しました。岡山発なので午前中の新幹線からの連絡で混雑しているのでしょう。多度津からは土讃線に入ります。
土讃線はカーブも多くスピードアップの障害となっていましたが、世界初の振り子式気動車2000系によりスピードアップが図られました。その2000系気動車に揺られて大歩危を目指します。振り子式といっても座っているぶんには普通と変わらず、カーブの時の傾斜がややきついかなという印象です。381系しなの登場の頃は振り子特急で乗り物酔いする人が多発したそうですが、制御式振り子装置を使っている現代の振り子特急では、カーブの時にスムーズな車体傾斜が得られるように制御しているので、そのようなことはないようです。

琴平からは山間の区間に入り、長いトンネルを抜けて秘境駅の坪尻駅を一瞬で通過します。箸蔵山の麓から吉野川の河岸段丘にある阿波池田まで下ってゆくのですが、大きく回り込んで下ってゆくので、車窓に阿波池田の町が見えます。阿波池田を発車して吉野川沿いに走行するとやがて大歩危・小歩危の渓谷を通過します。特急列車ではこの辺りに差し掛かると車窓案内の放送が入るようになっています。

1351に大歩危駅に到着。高知へ向けて発車してゆく特急南風号をお見送りします。

列車を見送って振り返ると次の列車がすでにホームに停車していました。