新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2021夏〜7

2021-08-02 20:03:01 | 旅行
北見1325発旭川行き特急大雪1号の指定席に座り遠軽駅を目指します。早速パンを取り出してよつ葉乳業の飲むヨーグルトとともにいただきます。たまコロバーガーなるものがあったので、卵のコロッケとは珍しいと思って食べると、玉ねぎコロッケでした。北見市のご当地グルメになっているようで、特産の玉ねぎをふんだんに使ったコロッケだそうです。なかなか美味しかったです。

遠軽に1420着。車内は方向転換で座席を転換させる人で忙しいですが、こちらは早々に下車します。

遠軽駅に特に目的があるわけではなく、北の大地の入場券を買っておよそ30分後の網走行き特急大雪1号で折り返します。一応駅周辺を歩いてご当地マンホールを収めます。
遠軽1449発網走行き特急大雪1号に乗り今宵の宿のある網走へと向かいます。3回目の常紋越えをして、まったりと座席に座り過ごします。遠軽と北見で下車客が多く、北見を発車すると指定席はガラガラになっていました。

車掌車が4両連なる女満別を発車すると次は終点網走。やがて車窓左手には網走湖の姿が見えます。この景色も三十年近く前に夜行特急オホーツク9号に乗って眠い目をこすりながらも見た景色。札幌から自由席の座席で一晩を過ごし、目にした網走湖の景色ははっきりと覚えています。そんな懐かしい景色を眺めていると、間もなく終着網走。

網走湖から網走川に車窓がかわり、網走刑務所の付近で大きく右にカーブを切ると、車窓が急速に霧に包まれます。つい1分前まで青空が広がっていたのに、急激な変化に驚きを隠せません。

終点網走駅に1635着。駅に到着するとすっかり霧に包まれていました。そしてホームに降りると先ほどまでの暑さが嘘のよう。半袖では寒いくらいです。慌てて荷物の中からパーカーを取り出して羽織ります。

網走駅と言えばこの景色。30年近くぶりに駅舎の風景を見ましたが、変わっていません。変わったのはこちらが年をとったこと。大体が札幌行き夜行特急オホーツク10号の発車を待っている時なので、夜の景色が印象に残っていますが、この駅名標の漢字ははっきりと覚えてます。懐かしさと時の流れの無常を感じながら、本日のお宿へ。

本日のお宿のホテルは網走川を越えた先にあるので、駅から網走川を越えて歩きます。網走川から見た風景は霧に包まれていました。

ホテルにチェックインしてしばし部屋で休憩したのち、夕ご飯を仕入れに出かけます。霧はますます深くなっており、網走駅の風景もだいぶ霧に包まれていました。

網走といえば網走監獄。駅には顔はめパネルとでも言うのでしょうか、記念撮影できるスポットもありました。流石に自分は写せないので、ホームに止まるキハ54にモデルになってもらいました。そして気温計は20度を示しています。昼間は30度越えのところにいたので、体がおかしくなりそうです。
霧の中網走市街を散策しながら、スーパーへ。霧はますます濃くなってきて視界も悪くなってきました。スーパーで非常にお安い惣菜やご飯を買ってホテルへ戻り、部屋でテレビを見ながら食べます。あとは明日の行程をチェックしたりして網走の夜を過ごしました。