室蘭駅へ戻り列車の改札を待ちます。
改札を待ってホームに入るとちょうど札幌からの特急すずらん6号が785系で到着していました。
室蘭1546発の登別行き普通列車に乗って東室蘭へと向かいます。車両は先ほど乗ってきたH100系の折り返し。適当なボックスに座り発車を待っていると、部活帰りの高校生で車内は賑わいます。
室蘭を発車。東室蘭に向かう途中、ガスタンクがサッカーボールになっていました。東室蘭に1559着。降りた人のほとんどは長万部行き普通列車に乗り継ぐようで、そのままホームに残っていました。こちらは階段を登り反対側のホームへ。
反対側のホームへ移動するとちょうど苫小牧からやってきた普通列車が到着。50系51形客車を気動車に改造したキハ141系気動車でした。列車を降りてくる乗客の中にも苫小牧や追分で見かけた乗客がおり、長万部行き普通列車のホームへ移動して行ったので青春18きっぷ族でしょうか。
こちらは1608発函館行き特急北斗16号に乗り継ぎ。回送列車が発車してからの到着のようなので、缶コーヒーだけ買って待ちます。
北海道の特急停車駅の一部にある、発車案内の乗車位置案内の液晶画面。2号車のグリーン車だったのでDの位置で到着を待ちます。
キハ281系の北斗16号のグリーン車に乗車して函館へと向かいます。キハ281系のグリーン席は2-1の3列配置ですが、真ん中の5番席のところで左右の配置が入れ替わっており、海側の1人席を予約してあります。この先に広がる噴火湾沿いの車窓を楽しもうという魂胆です。
発車してからなんだかお腹が減ってきた感じだったので、コーヒーとともにバッグの中に入れてあったおせんべいをパリポリ。昨日の経験から帯広で買ってあったものですが、小腹が空いた時ににはちょうどいいです。
東室蘭を出た頃には日差しもあって晴れていましたが、長万部あたりからは曇ってきて車窓も映えません。雨も降りそうな曇り空の中列車は函館に向けて走ります。
ところが森駅に到着すると、雲が途切れ青空が広がり海の色も冴えてきました。せっかく晴れてきたのですが、ここで列車は海沿いを離れて山越えへと入ってしまいます。北海道駒ケ岳を回り込むように走ってゆきますが、北海道駒ケ岳は残念ながら雲の中。大沼公園・新函館北斗と停車して函館へと近づいてゆきます。
終点函館にはすっかり夕焼け空になってしまった1829に到着。晴れたはいますが、函館山には雲がかかっているようなので、夜景は見れなさそうです。
隣には1848発札幌ゆき特急北斗21号が停車していました。その北斗21号の先頭車にはキハ281系の試作車が連結されていました。
またまたやってきた函館。この1年で3回もこの駅舎を見ていますが、はるばる来た感は感じます。
駅前をゆく路面電車を見て、ホテルへチェックイン。北海道最終日の夜は函館名物ハセガワストアのやきとり弁当を食べ、のんびりと過ごしました。いよいよ残る指定券は1枚。指定券には東京の文字が印字されています。