新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2021夏〜8

2021-08-03 19:18:04 | 旅行

7/23。またまた早朝に起きて網走市内を散歩します。昨晩の霧はすっかり晴れ、ほどよい気温の中歩きます。ホテルには戻らずに網走駅へ。

昨晩に北海道時刻表をめくり、早朝に釧網線の始発列車に乗れば途中で折り返して帰ってこれることが判明。網走発の始発列車と知床斜里発の始発列車は交換する浜小清水駅よりも手前で折り返せばいいので、行ってみたかった北浜駅に下車することにします。スマホで検索をすれば簡単ですが、どこですれ違うとかの情報は紙の時刻表の方が把握しやすいです。もっとも時刻表を見るのに慣れているせいもあるかと思いますが。

網走0641発釧路行き普通列車に乗ります。青春18きっぷのシーズンなので、明らかに18きっぷ所持と思われる男たちが改札を待っていました。15分前に改札が始まり乗車。18きっぷ所持者にとっては長旅なので席を争うように確保しています。こちらは北浜下車なので、とりあえず後部デッキに立っておきます。定刻に網走を発車。

網走駅を出て次の桂台駅までは市街地を見ながら走りますが、トンネルを抜けると車窓にはオホーツク海が広がります。冬場になるとこの海を流氷が覆い尽くし、釧網本線の列車は流氷観光の列車になるのですが、今の時期は普通の海岸線です。乗務員室の窓越しのオホーツク海です。

0656に北浜駅に到着。下車したのは私一人でした。

誰もいないホームに降り立ち、発車してゆく釧路行きを見送ります。列車が発車してゆくと、すぐそばを通る国道を時折走る車の音と、波の音しか聞こえなくなります。ここでボーッと過ごすのもいいですが、20分もすると折り返しの列車が来るので、駅の周りをぶらぶら。

北浜駅は小さいながらも駅舎があり、駅の中は喫茶店になっています。もちろん早朝なので、開店はしていませんが。そしてフリースペースの待合室内はきっぷや名刺が貼られており、この駅の一種の名物になっています。つぶさに見るのは大変なのでざっと見るだけにしますが、最近貼られたものもありました。そして待合室には駅ノートも備え付けられており、列車が来る合間にパラパラと見てみましたが、様々な人が様々な思いを抱えてきていることがわかりました。その中でも某YouTuberの動画を見てきた人が多かったです。

ホームから見えるのはオホーツク海の大海原。水平線を見るのはいつぶりでしょうか。

駅舎の脇には流氷を見物するための展望台がありました。誰もいないので登ってみると、北海道らしい雄大な景色の中を走る2本のレールが。ずっと見ていたい景色です。そうはいっても網走へ戻る時間が迫って来ているので、展望台を降りて待合室で列車を待ちます。

やがて知床斜里始発の北見行き普通列車が定刻0716にやってきました。乗り込むと地元客の中に斜里町付近で宿泊したと思われる旅行者の姿も。朝早い行動なので18キッパーでしょうか。短い滞在でしたが今度は流氷の時期に来たいと思いました。空いていた席に座り海を見ながら網走へ戻ります。
ちなみに朝の列車往復では20分程度の滞在ですが、並行している国道を網走バスが網走と浜小清水駅の間を走っており、バスとうまく組み合わせれば滞在時間は増えるようです。
列車に揺られ、網走駅に0734に戻って来ました。一度ホテルに戻って支度をすることにします。

駅からホテルに戻る間に渡る網走川の景色。前日は霧に包まれていたので、こんな景色だったんだとちょっと驚きました。戻る間にコンビニで朝食を仕入れホテルの部屋に戻り、朝食を食べて朝の支度をします。