ネクサス以降の作品を見れば見るほど実感するネクサスの魅力

 今から10年前の6月25日にウルトラマンネクサスが最終回を迎え
7月からはウルトラマンマックスが始まった。

 ウルトラマンマックスは‘原点回帰’を謳いM78星雲出身のウル
トラマンという事でスタートし、第1期ウルトラに登場した怪獣や
スタッフを集めて製作されたシリーズで1話完結スタイルに戻して
単純明快さで勝負しようとしたわけだ。

 第1期ウルトラの脚本家や監督だけでなく金子修介や三池崇史ら
有名監督達が参加して凄く豪華になったものの、何か物足りない
感じが多かったのはネクサスの余韻だろう。

 いろいろと批判の多かったネクサスではあるが独自の展開や
連続モノならではの骨太の内容に いつしか魅了されていたので、
マックスが名監督達が参加しているとはいえ1話完結の物語では
‘エッもう終わり?’的な感覚で見てしまうわけで今ひとつ
のめり込めなかった。

 本来ならマックスの方がウルトラらしい内容だしネクサスの
前にマックスがOAされていたら、間違いなくマックスの面白さに
満足していたはずだ。

 それが物足りなく感じる事自体がネクサスの‘熱’に浮かされ
ていた証拠なのかもしれない。

 マックス以降はメビウスや大怪獣バトルにギンガなど作品世界を
広げていったわけだからネクサスのような独自性のある作品は作り
づらくなっていったのかもしれないが、だからこそネクサスの孤高
さの魅力が目立つわけで改めてネクサスという作品が作られていて
よかったと思うわけだ。

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