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こーじ苑
なでしこジャパン、法則通りの勝利で2大会連続ファイナル進出
なでしこ、連覇へ王手=米国と決戦―サッカー女子W杯
日本時間の今朝エドモントンで行われたサッカー女子W杯のSファ
イナルで日本はイングランドに1-1の同点から終了間際、川澄奈穂
美の上げたクロスが相手のOGを誘って勝ち越し2大会連続ファイナ
ル進出を決めた。
イングランドとは過去4度の対戦で2敗2分と1度も勝った事がなく
優勝した前回大会でも0-2で敗れているので相性の悪さが心配され
ていたし、実際にPKで先制したものの5分後に追い付かれて後半は
押され気味だったのだが岩渕真奈の投入から流れが変わり終了間際の
OGにつながった形だ。
面白いのが今大会の日本は対戦順で奇数のスイスやエクアドルに
オーストラリア戦が1-0で偶数のカメルーンやオランダ戦は2-1
というスコアなのに対し、イングランドは初戦でフランスに0-1で
敗れた以外は全て2-1で勝ってのベスト4だという事。
試合展開は1-0で勝ったグループステージのスイス&エクアドル
戦は前半の早いうちの得点で、オーストラリア戦は終了間際の得点
による1-0。
一方で2-1勝利は共に2-0から終了間際に1点返されて薄氷の
逃げ切りというパターンだったわけだから今回のイングランド戦は
宮間あやのPKで先制した後は2-0として、終了間際に1点を返さ
れながら逃げ切るという展開かと思ったら5分後にPKを取られて
追い付かれたのだから初めて勝ちパターンが崩れたと思ったのだ。
実際にイングランドはノルウェーとのベスト16では逆転勝ちでの
2-1勝ちなのでイングランドの勝ちパターンになった形だし、後半
などは何度も危ないシーンがあった。
何とか岩渕の投入で流れを引き戻したものの勝ち越し点が入ると
いう雰囲気ではなかったので120分戦うと休養日が1日少ない事から
勝ってもアメリカ戦は厳しいと思っていただけに、オーストラリア
戦に続いて後半終了間際の決勝ゴールだから驚いた。
大会前はアルガルベ杯でも10位に終わりケガ人も出るだけでなく
大会に入っても初戦でいきなり2トップの一角である安藤梢の骨折
による離脱など不安要素の方が大きかったので、組み合わせに恵ま
れたという運はあったもののグループステージの1位通過すら危惧
された中でのファイナル進出は地力がある証拠だろう。
さてファイナルのアメリカ戦はパターンからいけば勝つとすれば
1-0なのだが、果たしてどうなるだろうか。
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佐々木監督の7試合を見据えた調整については後日記しますけど、1試合完全燃焼などと言っていたらこの成績はないのは確実ですね。
移動は西から東より東から西の方が堪えるようですから、そこらあたりのコンディション作りもカギを握ると
思います。