フジ「アナ雪」特別エンディングに「誰得?」の声
昨日フジTVでアナと雪の女王が地上波初放送されたのだがエンド
ロールを途中で打ち切って、代わりに視聴者や局アナに帝一の國の出
演者達がアナ雪の劇中歌:レット・イット・ゴー~ありのままでを歌
う動画を流した事が熱心な視聴者達からヒンシュクを買ったらしい。
‘エンドロールも含めて映画なのに’‘余韻が台無し’などという意見
が殺到したとの事だが、私も同感である。
昔の映画はOPでスタッフや出演者のクレジットが全て流れる一方、
エンディングはエンドマークのみというケースが多かった。
ところが最近はOPが簡潔になりエンドロールを流しながら作品の
メインBGMや主題歌などが流れるエンディングが主流になっており、
まさしくエンドロールは映画の一部と化しているわけで私も子供達と
行った時には必ずエンドロールが終わるまで席を立たせないようにし
ている。
実際にS,Wシリーズはエンディングで それぞれの作品のメインB
GMがメドレーで流れているし、シン・ゴジラなどエンディングに伊
福部昭メドレーが流れたため我々を含めた観覧者達は誰一人席を立と
うとしなかったのが印象的だった。
またリーサル・ウェポン3ではエンドロール終了後に、もう一場
面お笑いのシーンまでがあったわけで‘途中で帰った連中は損をし
たな’と一緒に行った友人と笑った事があった。
つまり最近の映画ではエンドロールは欠かすことのできないにも
拘らず民放地上波の放送では平気でエンドロールをぶつ切りにして
いるケースが目に余るし、WOWOWやBSプレミアムではそういう
事がないので民放地上波の映画番組を見る気にならないのだ。
最近では民放地上波の映画番組がめっきり減ったのは衛星放送や
レンタルDVDなどの普及で視聴率的が取れなくなったのが原因の
ようだが、昨日のようなツボを外した演出まであるのだから当然で
正直言って民放各局が視聴率を取れなくしているだけの事だと思え
てならない。