世界陸上の男子マラソン代表ほぼ決定

リオ代表・佐々木悟が日本勢最高4位 2時間10分台に「うれしくない」

 8月にロンドンで行なわれる世界陸上の代表選考会を兼ねた最終
レースの びわ湖毎日マラソンが今日行なわれ、ケニアのエゼキエ
ル・キプトー・チェピーが2:09:06のタイムで優勝するなど例
によってアフリカ勢が3位までを占め日本勢ではリオ五輪代表の
佐々木悟が2:10:10の平凡なタイムで4位に入ったのが最高で
注目の一色恭志は30㌔過ぎで棄権という残念な結果に終わった。

 レースは例によってアフリカ勢が引っ張り日本勢は25㌔あたり
から村沢明伸が先頭で付いて行く展開で一時は2時間8分台ペース
だったのだが、35㌔過ぎで佐々木が逆転し3位のムタイを追うもの
の追い付けず。

 最終的にエゼキエル・キプトー・チェビーがトラックでのケニア
対決を制して優勝という形だった。

 基本的に びわ湖マラソンは福岡や東京に比べて時期的にも3月
という暖かい時期に行われるためタイム的に不利ではあるものの、
本番である五輪や世界選手権は夏のレースになるため しっかり勝
つ事が重要になる。

 びわ湖がこういう結果になった事から世界陸上は福岡で3位ながら
優勝争いを展開し2:09:11でゴールした川内優輝と別大で2:09:
32で優勝した中本健太郎、そして先週の東京で8位ながら2:08:22
で走った井上大仁の3人が有力となった。

 メディアが大騒ぎした一色だが30㌔過ぎで棄権というのは十分考
えられる事で、箱根でいくら活躍してもマラソンは甘くないという
のが改めて証明されたのではないか。

 どうしてもメディアは箱根のヒーローをマラソンのスターに仕立
て上げたいようだがマラソンと駅伝は根本的に違うし、駅伝からマ
ラソンに出ていきなり結果を残せないというのは これまでの歴史を
見ても分かるはずなのだが… 

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