今から40年前の今頃OAされたのが仮面ライダーV3の28話&29話で
ショッカーの大幹部ゾル大佐・死神博士・地獄大使にブラック将軍という4大
幹部が復活しドクトルGと共に毒ガス兵器であるキラードガンマーで日本全滅
作戦を画策するというEP。
‘どんな防毒マスクでも防げない’という毒ガスを散布している戦闘員は防毒
マスクを着用し平気で作業しているという突っ込みどころがあるが、やはりショッ
カーの4大幹部とドクトルGが揃ったさまは壮観だ。
この5人の幹部を相手にV3は勝てるのか?と子供心に心配になっていたの
だが、実際にデストロンのアジトで幹部+怪人達から囲まれてピンチに陥ると
罠に嵌って内側からは絶対に破壊できないぺトンガラスの部屋に幽閉されて
しまう。
ところが地獄大使が小窓から中を覗くと風見志郎がいないのでドアを開けると
V3は天井に張り付いており、すかさず地獄大使を人質に取る。
‘このおっちょこちょいめが’とブラック将軍から罵られながらも首領の指示でV3が
開放され、最後はデストロンのアジト内でワナゲクワガタを倒した時の爆発でアジト
の起爆装置が誤作動してしまっただけでなく脱出用の扉も爆発のショックでゆがみ
開かなくなったためドクトルG以外の4大幹部は全滅するという ある意味お粗末な
最期だった。
ちなみに戦闘員達がキラードガンマーをトラックで撒き散らす様子を見ると21年
後に‘オ○ム真理教が こうしてサ○ンを散布していたのかと思わせるシーンがある
など昭和仮面ライダーシリーズの中でもインパクトの強いEPだった。