以前は暑くならないと現れない蚊が最近は真冬を除いて見るようになった。
今年などは猛暑のため蚊すら現れない状態だったのだが、ここに来て涼しく
なると またぞろ蚊が出没し始める。
とかく蚊に刺されると痒いので不愉快極まりないのだが、意外に蚊から刺され
やすい者と刺されにくい者が いるようだ。
以前 我が家から通りを隔てた路地裏に あった長屋の周辺が蚊の巣ともいうべき
場所で、子供の頃から そこいらで遊んでいたら必ずといっていいぐらい蚊から
刺されていたので夏場は絶対に遊ばないようにしていた。
ちなみに その長屋の住人の老夫婦が我が家の お客さんで来店しておりレディス
シェイブに来る奥さんは足が不自由なのでダンナさんが送り迎えをしていたもの
だが たまに迎えが間に合わない時には私がサポートして連れて行っていた。
当然のように暑くなると蚊が出没するので とにかく蚊に刺されないように気を
つけながら連れて行くものの前記したように足が不自由なため急げないから必ず
刺されるハメになるのだが、玄関に到着して出迎えたダンナさんは下着のシャツに
腹巻を着用し下はステテコ姿でサンダル履きにも拘らず蚊の襲撃に遭うのは
私のみで終いには腹が立っていた。
結局3人の中で私のみ若いので血の巡りがいいのに対し、老夫婦は血の巡りが
悪いため基礎体温も低いため蚊も寄りづらいのだろうと思った。
そういえば確かに最近は子供達と一緒に寝ていたら最年少の娘が蚊からやられて
いるのを見ると、蚊は体温の高い者に寄って来るというジンクスを今さらながら実感
するものである。