クロアチア2度目の３位

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sc-tp0-221218-202212180000044

　日本時間の今日未明に行われたカタールW杯3位決定戦は、クロ
アチアがモロッコに2－1で勝ち98フランス大会に次ぐ3位となった。

　両国はグループステージの初戦で顔を合わせ0－０で引き分けて
おり、いわば決着戦となるが今回は7分にロブロ・マイエルのFKか
らイバン・ペリシッチが頭でつなぐとヨシュコ・グバルディオルが
頭で決めて先制。

　ところが2分後にモロッコのFKからアシュラフ・ダリが頭で押し
込み追い付くと膠着状態に入るのだが、42分にクロアチアはPエリ
ア右でパスを受けたミスラブ・オルシッチのシュートが右ポストに
当たって入るゴールで勝ち越すと後半は両国ともチャンスを生かせ
ずクロアチアが2－1で逃げ切った。

　通常3位決定戦は優勝を逃したチーム同士が戦うのでモチベーショ
ンを欠いたチームが必ず出て来るわけで14ブラジル大会のブラジル
のようにオランダ相手に成すすべなく完敗するケースもあり、前回
準優勝だったもののアルゼンチンに完敗しガックリ来ているだろう
クロアチアに対し初のベスト4に入り準ホームのモロッコの方がモチ
ベーションは高いのではないかと思われた。

　ところがクロアチアもモチベーションをしっかり上げて来たし、
次の試合を考えなくていい事もあり互いに攻め合う面白い展開にな
りボール支配率は51ー49とほぼ互角。

　シュート数こそ13－8だが枠内シュートも4－3と互角に近い状況
ながら、モロッコは両センターバックが65分前後に立て続けに負傷
交代するなどのアクシデントでペースが上がらなかったのが痛かっ
たのだが終始エキサイティングな展開が続いた好ゲーム。

　最終的にクロアチアの勝負強さや大舞台のキャリアが、モロッコ
の勢いを上回った形だった。