白鵬が4場所連続27度目の優勝!稀勢の里を下す/秋場所(サンケイスポーツ) - goo ニュース
両国国技館で行われている大相撲秋場所は14日目を迎え前日まで1敗だった
横綱・白鵬が3敗で追う大関の稀勢の里を はたき込みで下し4場所連続27回
目の優勝を決めた。
10日目に豪栄道から敗れて初黒星を喫し稀勢の里との星の差が1になった
時は俄然盛り上がり、12日目に稀勢の里が日馬富士との2敗対決に勝ったので
14日目の白鵬戦が面白くなると期待されたものの13日目に稀勢の里は豪栄道
から完敗して3敗となり一気に期待がしぼむ中での一番となってしまった。
今場所は日馬富士が故障を抱えて出場していたので多くは期待できず稀勢の里
らの大関陣の奮起が優勝争いの鍵を握ると思われていたが、琴欧州が4連勝
スタートを切ったものの5日目に豪栄道に敗れた時に太腿を痛めて7日目から
休場となり琴奨菊と鶴龍は4日目に土が付くし最も期待されていた稀勢の里に
至っては他の大関よりも1日早い3日目に早くも1敗すると9日目にも千代大龍に
敗れてしまった。
とりあえず現状では打倒白鵬の1番手の稀勢の里が真っ先に黒星が付くのは
いいものではないし、横綱戦までに2敗を喫するのは褒められたものではない。
白鵬も9日目に とったりを使って勝ったものの、10日目の豪栄道戦では その
とったりが命取りになってしまったので意外に白鵬はピンチなのではと思われた
のだが今日の稀勢の里戦では完勝だった。
悪い事に新入幕の遠藤が12日目までに3敗で踏ん張りながら徳勝龍戦で勝った
時に左足首を捻挫してしまい、13日目に小結の栃煌山戦で敗れて悪化させ今日
から休場となってしまったので優勝争いと遠藤の成績という2つの焦点がなくなって
しまったのである。