上手くまとめたなと思えるウルトラマンアーク劇場版

　昨日は午前中に娘と長男を高校と職場に送った後、TOHOシネマ
ズでウルトラマンアーク劇場版・超次元大決戦！光と闇のアークを
見て来た。

　ネタバレにはなるがゲストの竹中直人が宇宙の賢者・ディグル星
人サスカルとして登場し、飛世ユウマに3つの試練を与えるという
形で3つのEPがオムニバス方式で展開される。

　サスカルの雰囲気からすると凄く怪しかったのでラスボスかと思
いきや、むしろアークを助ける立場になっているのだが実は黒いウ
ルトラマンアークであるギルアークも然りで今作のラスボスと思い
きや違うという二重の肩透かし感が強い。

　劇場版は本放送終了後に公開されるので本来はTV版最終回後の
世界というケースが多いが、アークの劇場版は最終回終了後から
時間を巻き戻して21話のキングオブモンス編と22話の白い仮面の
男編の間に起きた話。

　だからEDでは1話からサブタイトルとダイジェストが流れる中
で、21話の後に劇場版3つのEPのサブタイトルが出てくる。

　当然ながら黒いウルトラマン＝ギルアークは3つ目のEPにのみ
登場し、劇中で石堂シュウの過去が語られるなどTV版では語られ
なかったEPもあるのは劇場版ならでは。

　ちなみにTV版にも登場した敵キャラはシャゴンぐらいで残るは
オリジナルで宇宙獣ゼロゲロス・犬狼怪獣ドグルフ・宇宙寄生植
物ガチュラ・邪悪怪人レポ星人～レポディオスの5体だった。