浅田真央 ブランク明けでは健闘の3位

宮原が全日本2連覇! 真央はフリーで巻き返し3位/フィギュア

 札幌の真駒内アイスアリーナで開催されたフィギュアスケートの
全日本選手権は今日が女子シングルのフリーで、SPで5位と出遅れた
バンクーバー五輪の銀メダリスト・浅田真央はフリーで巻き返し
3位に入り来年ボストンで行われる世界選手権の出場権を獲得した。

 フリーでは冒頭のトリプルアクセルで転倒したものの残りのジャ
ンプは全て成功させ、崩れる事なく持ち直しフリーでは2位に入り
3位に滑り込んだ形だ。

 昨年のソチ五輪後に休養を宣言し1年の休養を経て今シーズンから
復帰した浅田は最初の世界大会である中国GPでは幸先よく優勝した
ものの、NHK杯では3位に入ってグランプリファイナルに出場しSPで
3位スタートだったがフリーで崩れ6位に終わっていた。

 今回の全日本でもSPで5位スタートだったから表彰台は厳しいか
と思われたが、何とかフリーで巻き返して3位に入り世界選手権の
出場権を獲得したのはさすがである。

 ただ1年のブランクは大きかったのも事実で最初の中国GP以降は
試合を重ねるにつれてペースダウンし、GPファイナルでは胃腸炎に
なっていたのだから疲労もピークになっていたわけで それだけ
体力が戻ってないという事だろう。

 個人的には復帰した浅田にとって これからのキャリアはボーナス
のようなもので、メダルなどの順位には関係なく納得のいく演技を
続けて欲しいと思う。

 今回の順位を見ると今シーズンのGPファイナルの銀メダリストの
宮原知子はやはり強くジュニアの樋口新葉が2位に入るなど全体の
レベルは上がっているのが現状で、1年間ブランクがある浅田が優勝
などしてしまったら日本女子フィギュアのレベルが疑われるのも事実。

 それを考えれば1年のブランク明けで胃腸炎にまでなっていた中
での3位というのは健闘したと言ってもいいだろう。

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