嗚呼!ハカイダーよ・・・・

 40年前の昨日 人造人間キカイダーの後番組として始まったキカイダー01には
キカイダーの宿敵・ハカイダーが、レッド・ブルー・シルバーという3人のハカイ
ダーを引き連れてハカイダー4人衆という敵キャラとして登場する。


 3人のハカイダーはレッドがミサイルボウガン、ブルーが電磁ムチ・シルバーが
電磁ロッドを武器として操るわけで放送開始当初はハカイダーが毎週登場する
ので期待したところがあったのだが、毎週見られると ありがたみが感じられなく
なったし4人がバイクで爆走するシーンを見ると仮面暴走族のように見えてカッコ
いいというよりも失笑モノだった。


 ハカイダーというのはキカイダーを倒すためにダークの手によって作り上げられた
孤高のキャラなので、それがボスになって部下を引き連れて暗躍するというのは
イメージが崩れる思いだ。


 キカイダーでのハカイダーは光明寺博士の脳を移植していたのに対し01での
ハカイダーはダークの首領プロフェッサー・ギルの脳が移植されているという設定
だったので、脳が変わるとキャラまで変わるという事なのだろう。


 ちなみに01でのハカイダーは途中から新たな組織・シャドウに協力し始めるの
だがキカイダー時代では考えられないぐらい惨めなザコキャラに落ちぶれてしまう
のを見ると、魅力ある悪キャラというのは作品全話に登場すると賞味期限が
切れるのかと思ってしまうぐらいの落魄ぶりだった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (餃子少年)
2013-05-18 22:31:08
>魅力ある悪キャラというのは作品全話に登場すると賞味期限が
切れるのかと思ってしまうぐらいの落魄ぶりだった。

それを考えると、「RX」のシャドームーンの登場回数がたったの3回だったのは逆に正解だったのかもしれませんね・・・
 
 
 
結果的に (こーじ)
2013-05-18 22:57:17
>餃子少年様
 結果的にそうなのでしょう。

 魅力的な悪役が何度も登場するとバルタン星人のように劣化しかねませんし。
 
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