我が体力衰えたり

　今日は休日なので長男を幼稚園に送り迎えをした。
　幼稚園では15日が運動会なので園長先生が中心になって
同じ敷地内の小学校のグランドにラインを引いていた。
　そろそろ運動会練習も佳境に入ったものの長男と同じ組でも
風邪が原因の発熱で休んでいた子が数人いる、朝晩の寒暖の
差が激しいので夜中に布団を脱いで寝冷えというのが風邪を引く
パターンだろう。
　問題はお迎えで次男は昼寝中なので私1人で行ったのだが
終礼後に長男達はグランドで遊んで帰る、例によって長男は
「遊んで帰る」というので遊ばせていたら年長さんの子供が寄って
来て「かけっこしよう」と言う。
　快く応じたもののこちらが全力で走ったら大人気ないし、かといって
わざと負けてやるのは彼らのためにならない。そこでハンデキャップレース
にしたが5秒後にスタートすると追いつけない。
　考えてみると20～30ｍぐらいの直線だから園で一番早い子だそうで3分の１
のハンデは無理だ。しかも私はサンダル履きだからそれだけでも厳しい。
　喜んだ園児達が「もう一丁」というので5往復程応じたが最後の往復は裸足で
走りそれなりに差をつけて面目を保った。
だが大変だったのはその後、直前に長男とつり輪でぶら下がって遊んでいたので
腕や肩が筋肉痛になったし大腿部などに痛みが走る。
さらに英彦山の下りの時のように少し足がガクガクするのだ、やはりダッシュは
急激に負荷をかけるのに最近まともに何本もダッシュはしてないというのが
祟っての事だった。
　下園するまではにこやかにしていたが帰り道ではさすがに辛くなり帰宅すると
そのまま一眠りしてしまった。
　元高校球児の私としては誠に情けないひと時だった。