ホークスの交流戦優勝は、めでたいが・・・・・

 本日東京ドームで行われたG-H戦で、ホークスが3-2でジャイアンツに
勝って交流戦の優勝を決めた。
 昨日延長12回に1点勝ち越しながら、3球で逆転サヨナラ負けを喫して
‘ダメだ こりゃ!’と思ったが、何とか逃げ切って競り勝った。
 そしてタイガースがファイターズに勝ったのでホークスの優勝となったわけ
だが、周囲が騒ぐほど喜べない。

 各カード2連戦の4試合・合計24試合制になって2年目だが、このシステム
はローテの上位4人までが優先的に登板できるようになっている。
 つまり量より質のピッチングスタッフを持ったチームが有利になる。
 ホークスなら杉内俊哉、和田毅、大隣憲司+ガトームソン他といった陣容
で乗り切れたのだ。

 DHが使えるホームゲームでは4カード連勝し、2カードが 1勝1敗という好
成績が優勝できた原因だがDHが使えないロードゲームでは連敗が2カード
で連勝が1カード、それに3カードが 1勝1敗だった。
 特になぜかロードゲームにも拘らずホークスのホームである大分や北九州
で対戦を組んでくれた横浜には感謝の言葉もない!
 
ここで連勝したおかげで名古屋の連敗を含めて3連敗中だった悪いムード
を吹き払う事ができたのだ。

 このアシストなくして優勝は、

できなかっただろう。

 前記したようにローテの4番手までが良ければ大丈夫な交流試合に対し、
再開されるレギュラーシーズンゲームでは、5・6番手投手の力量で差が
出る。 

 ホークスで5・6番手の投手は大場翔太や新垣渚にパウエルぐらいだが、
大場はまだしも新垣がアテにならないので苦しい。
 しかもブルペンは柳瀬明宏や小椋真介に久米勇紀らが使えるだけで、
投げさせてみないと分からない連中ばかり。

 交流戦で優勝したからといって、レギュラーシーズンでも上手く行くとは
限らないという事を肝に命じてないといけない。

 野手陣は、それなりに揃ってきたので通常なら心配しなくてもいいのだ
が これから夏場になると松中信彦を中心にオーバーワークという厄介な
病が再発するケースが高いのでそれが気がかりだ。 

 とりあえず交流戦の優勝は嬉しいが、交流戦で優勝してもクライマックス
シリーズで勝ち進んでアジアチャンピオンにならないと意味がないので、
これに奢らずアジアシリーズで優勝する事のみを考えて欲しい。  

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