ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ジャンボーグA最終章
今から50年前の73年1月17日から始まったジャンボーグAは12月
に入ると最終章ともいうべきデモンゴーネ編に入るのだが、ここ
までジャンボーグAを見ていると製作が毎日放送で劇伴が菊池俊輔
という事もあって円谷版仮面ライダーという趣だ。
円谷作品でシリーズを通じて同じ組織の敵といえばミラーマンの
インベーダーやウルトラマンAのヤプール、トリプルファイターの
デビル星人=デーモン軍団などが浮かぶがジャンボーグAのグロー
ス星人も負けてはいない。
他のシリーズと違いグロース星人は戦闘隊長が、アンチゴーネ・
マッドゴーネ・サタンゴーネ・デモンゴーネと交代で登場するのは
円谷作品では珍しいだろう。
このグロース星人の戦闘隊長は仮面ライダーの敵組織ショッカー
のゾル大佐や死神博士ら大幹部を彷彿させるわけで、登場話数から
いえば初代のアンチゴーネは1クールの13話で降板している。
続くマッドゴーネは14話から32話まで19話にわたって登場するの
だが、サタンゴーネは33話から46話までの約1クールの14話で最後の
デモンゴーネが僅か4話しか登場しないのは意外だ。
マッドゴーネ編はジャンキラーやダブルキラーら強力な敵キャラ
が登場するだけでなく、2号ライダー的なジャンボーグ9が登場した
りSGMがジャンボフェニックスで合流するなど最もインパクトが大
きかった。
最後のデモンゴーネは配下の怪獣は登場せず自ら戦うわけで作戦
状況によって男と女の二つの顔を持つなど、マジンガーZに登場する
敵幹部あしゅら男爵を彷彿させる。
そんなわけで4話のみのデモンゴーネ編は、ジャンボーグAでは最
終章と思っていいだろう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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フィルムによる毒々しい粗い合成を逆手に取ったかのような特撮も凄まじい。
特に男女の二面性を持つデモンゴーネの女性版が怖く、49話でいきなり和也の部屋の窓から不敵な笑みで睨みつけるシーンがもはや笑っちゃうくらいホラーだよw
あと最終回のラストシーンで、4大隊長の十字架を見せながら地球侵略を諦めていないことを高々と叫んだ声の主はおそらく未登場におわったダークゴーネだと思います。
たしかにデモンゴーネ編は、ホラーテイストな内容が目立ちますね。
その代わりエメラルド星人搭乗のジャンボーグ9とAの共闘場面もありますけど、ホラーEPの印象の方が強いですね。
ちなみに声だけと思われたダークゴーネがベリアル銀河帝国の幹部として登場してましたね。
故・内山まもる氏のジャンボーグA&ミラーマンは珍しいですよ。