祝・セントルイスWシリーズ優勝!

 田口壮のいるセントルイス・カージナルスが今日Wシリーズ優勝を決めた。昨年の井口のシカゴに続いてホントに喜ばしい事だ。  今回プレーオフに進出した日本人がいるチームはNYヤンキース LAにセントルイスの3チームだが大本命と見られていたNYヤンキースがデトロイトにG1を取った後にまさかの3連敗を喫し、LAも NYメッツに3連敗で完敗した。  実は毎年プレーオフに進出し本命に挙げられていたセントルイスは、何故かリーグファイナル辺りで不覚を取り04年にようやくW シリーズに辿り着いたがあっさりボストンに4連敗し敗退の屈辱。 今年は全8チーム中最後に進出を決めたとあって悲観的な予想が多かった。ところがサンディエゴを3-1、NYメッツにも4-3と競り勝ってWシリーズ進出を決めたのだ。ただしBSで試合ぶりを見ていたら妙にもたつき、とてもじゃないがオークランドに4連勝したデトロイト相手では厳しいと思っていた。  ところが何が幸いするか分からない、リーグ優勝決定から中1日でデトロイトに乗り込んだセントルイスはG1を取りG2こそ落としたものの1勝1敗でデトロイトラウンドをクリア。どうもデトロイトは中7日空いた事がかえって試合勘を鈍らせ、NYヤンキース戦のG2から続いていた勢いが止まってしまったようなのだ。  G3以降のセントルイスラウンドは、若い選手の多いデトロイトが肝心な所での痛いミスを連発しセントルイスの3連勝で24年ぶりの Wシリーズ制覇を達成したのだった。  それにしても田口壮、どちらかといえば地味なスーパーサブで年齢的にも37歳だから日本なら大ベテランの年より扱いを受けるのだがやはりメジャーは違う。しっかりと自分の立ち位置を確保し、この5年間でなくてはならない選手になっていた。  ブッシュスタジアムで名前をコールされた時のスタンディングオベーションや敵地でのブーイングがその証拠だ。 考えて見ると日本やMLBで最も長く活躍している野茂やイチローはW シリーズにすら出られてないし最も優勝に近いと言われているチームにいる松井もシリーズ制覇一歩手前で敗退している。  そんな中で1年目にいきなりWシリーズ優勝メンバーになった井口に続いて5年目の田口もWシリーズ優勝メンバーになったのは日本球界の誇りでもあるし、井口とは違った感慨がある。  この5年間気持ちを切らさずに頑張ったからこその栄光だろう。
 田口には一言

 
おめでとう、 おつかれさま 

と言ってやりたい。 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
後遺症 (屯田兵幸男)
2006-10-29 00:50:46
田口、イチロー、長谷川、オリには凄い選手がいたんだなと思うと同時に抜けたらチームがガタガタになると、横浜にも巨人にも当てはまるんですね。松井一人抜けたら後遺症が凄いですものね、あっ大リーグ、今年はなんか偉大な記録とかなんかが無く淋しいような印象が強い、ずば抜けた投手聞かないなぁ
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2006-10-29 06:51:50
>屯田兵幸男様

 確かに、当時のBウェーブは凄い選手達がいましたが特にイチローや田口といった連中は、V9セカンドの無能監督に

潰されかけてました。

 MLBもピッチャーが全ての時代ではないですね。
 
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