進化するヒーロー作品の記憶媒体

 今年はウルトラセブンのオリジナル作品である‘平成セブン’が 最後に作られて
10年経つわけだが、その中で印象的なシーンだった
のが秘かに地球防衛軍
本部の ほとんどの人間と入れ代わっていた
ペガッサ星人の侵略派とゴドラ星人
達から解散に追い込まれた
ウルトラ警備隊が自らの手で本部の基地を破壊
するシーン。


 その時に重要機密であるオメガファイルを保存するのに使った のがCDで、
これにダウンロードしていたのを見ると10年前の02年の
時点ではCDが最も
保存容量の大きな記憶媒体だったのが分かる。


 一方WOWOWで数日前にOAされていたのがサンドラ・ブロック主演の ザ・
インターネットで、これは95年制作なので記憶媒体はフロッピー
ディスクが使わ
れていた。


 思えば最初に私がパソコンに馴染んだのは蒲田の店で働いていた 時に顧客
管理をパソコンで行っていたからだが、最初の頃の
フロッピーは やたらと大き
かったのが ほどなくしてお馴染みの
サイズになっていたのだ。

 フロッピーディスクはワープロで主に使用していた時に使っていたのだが07年
に購入した現在のパソコンはフロッピーディスクの
差込口がなく、既にCD&
DVDかメモリースティックのみになっていたの
だから進化に驚く。

 余談ながらメモリースティックが印象的に使われたのが仮面ライダーWでライ
ダーや敵キャラのドーパントもコレを差し込む事で
変身していたのだ。

 何事も進化すると大型から軽量小型になるといわれウルトラマンでもザラブ
星人と会話するのに当初は宇宙語翻訳機が組み込まれた
科特隊本部の大型
コンピューターがなければダメだったのだが、
劇中で星人が自分で小型の宇宙
語翻訳機を作り これを使って宇宙
局で活動したり宇宙局の面々に‘ウルトラ
マンは敵’という事を説明
したりしていた。

 ウルトラマンが制作された66年頃は記憶媒体もオープンリールの テープぐらい
だっただろうから、今のようなメモリースティックの
ように小型化されるとは当時の
クリエーター達も考え付かなかった
のではないかと思うのだ。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
やっぱりケータイ電話 (柴田真紀)
2012-11-20 03:42:48
 ケータイの驚くべき進化と、その伝播は、かつてのSF作家先生諸氏も思いもよらなかったのでは。
 自分でブログ等にも書いてますが、昔は男優のスケジュールを抑えるには、地道に事務所に電話するしか方法がなく、それも当然、公衆電話を使っていました。
 男優自身のブログやサイトができて、本人から情報が聞き出せる時代がくるなんて、予想だにしませんでしたからね。

 好きなアーティストや特撮・アニメソングをあまねく収録してしまえる、MP3なるモノが登場するなんてことも…
 カセットテープを何巻か所持して、ウォークマンで音楽聞いていた時代を経験していると、夢のようです。
 
 
 
たしかに (こーじ)
2012-11-20 22:03:19
>柴田真紀様
 やはり携帯電話が普及してから公衆電話を使うケースが減りましたが、クウガの頃は五代雄介が公衆電話で連絡を取っていたのが今では貴重なシーンですね。

 ウォークマンをベースにしたキン肉マンのステカセキングは今や作れないでしょう。
 
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