今日オマーンのマスカットで行われた14ブラジルW杯アジア最終予選折り返
しの5試合目で日本は20分に清武のゴールで先制し77分に相手FKで追いつか
れたものの、89分に岡崎が決めて2-1で勝った。
これで日本は4勝1分の勝ち点13となり3月26日に行われるアウェーのヨル
ダン戦で5大会連続のW杯出場が見えてきた。
この試合まで4試合で3勝1分の勝ち点10で2位のオーストラリアに5の勝ち点
差を付けていた日本だが有利なホームゲームが3試合あったという事も加味
しないといけないし、オマーンも得失点差で3位だが勝ち点はオーストラリア同様
5で特にホームでは負けてないので‘さいたまで3-0で快勝したから大丈夫’と
いうわけにはいかない。
ましてやキックオフの時間帯が15:30で30度を越す暑さの中での試合になる
ので氷点下のロシアでプレーしている本田など気温差に悩まされるだろうし、
香川と内田が故障で離脱しているという不安材料まである。
という事で一筋縄では行かないと思っていたから試合開始から押し込まれる
のは想定の範囲内で20分に今野-長友-清武で先取点を奪った時点で最低
でも勝ち点1は確保したと確信はしていた。
以後37分と後半に入った46分にピンチを迎えたが何とか凌いで‘このまま
ダラダラと時間を経過させて・・・‘と思っていたら77分に吉田がPエリア近くで
犯したファウルからのFKを直接決められて追いつかれてしまった。
後半に入って前田を下げて本田の1トップに切り替えていた日本は清武を
下げて細貝を投入し遠藤をトップ下に上げたのだが、残り1分で前田の代わ
りに入っていた左SBの酒井高徳が相手DFラインの裏に抜け出して上げた
クロスを遠藤がヒールで逸らした所に岡崎が詰めて勝ち越すと共にオマーン
の心を折る事に成功したのだった。
本来なら1-0で勝ちきらないといけない試合だったが追いつかれても最後に
勝ち越せる勝負強さを発揮できたのは大きな収穫ではあるし、W杯予選は
結果が全てなので これで3月のヨルダン戦で勝つか上手くいけば引き分け
てもブラジル行きが決まる事になった。