友あり、遠方より来る、また楽しからずや

　蒲田時代の友人・taro君が突然やって来た。
　以前話していた時は‘15日の朝に帰京する’と聞いていたの
だが仕事の関係で12日に来福して仕事の関係で14日に帰郷する
という事だったので‘会えないな’と思っていた。
　ところが仕事中の13:30前に突然電話があり‘今から行っても
いいかな？’と聞かれたので当然‘どうぞ、どうぞ’という事に
なった。
　実は以前書いたように、本来は長男が女房の実家に金曜から
泊まって日曜の夜に迎えに行く予定が義母と次男が風邪気味に
なったため今週の実家行きがキャンセルになっていたのだ。
　これが予定通りなら相手をする余裕はなかった。
　電車で来るようなので最寄の駅までの電車の時間と乗り換え方
を教えていたが、手違いで接続の電車に乗り間違えて途中からバ
スで来る事に。
　これがまたラッキーだった。というのが予定通り電車で来てい
たら、ちょうどお客さんをカット中で待たせないとまずかったの
だがバスの到着時間がお客さんを終えた後だったのだ。
　車で迎えに行き居間でくつろいでもらう、そうしているうちに
長男が帰宅する。
　すっかりtaro君と打ち解けてお土産のプラレールなどを組み立
ててもらい長男は大喜び。
　当初の夕食の予定は冷やし豚しゃぶ、事前に野菜を切っていたし
ご飯も多目に炊いていたので全く問題なし。
　営業終了後にtaro君のカットを9年ぶりにする。
　彼の髪の生え方のクセはかなりキツイので蒲田時代にカットして
いた時は苦労したが彼の髪をキッチリ刈れるようになったかなりの
自信が付いたのだった。
　今夜はウチに泊まり明日の夜の飛行機で帰京するようなので講習
終了後に空港まで送って行く予定だ。
　確かに急な来訪で驚きはしたがいろいろな条件が揃っていたので
ラッキーだった。なにせ01年以来6年ぶりの来訪だからだ。
　かつて盆休みには毎年のように泊めてもらっていたので、こちら
で泊まってもらうのは大いに嬉しい。
‘友あり、遠方より来る、また楽しからずや’とはまさしくそういう
心境である。