北京五輪DAY7・フィギュア男子シングルとスノボ女子HPでメダル

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-220210-202202100000588

　早いもので北京冬季五輪開幕から今日で1週間経つ。

　大会7日目の注目種目は何と言ってもフィギュアスケート男子シ
ングルでSP8位と出遅れた羽生結弦が4回転アクセルを決めてどこ
まで順位を上げられるか？そしてSPトップのネーサン・チェンが
逃げ切れるのか？鍵山優真や宇野昌磨がチェンに迫れるのか？

　少し早い時間帯にはスノーボード女子ハーフパイプ決勝が行わ
れ、絶対女王クロエ・キムに小野光希や富田せな＆るき姉妹らが
挑む形になる。

　スピードスケート女子5000は押切美沙紀と堀川桃香が層の厚い
海外勢に挑む。

　そして今日からカーリングが始まり前回銅メダルの女子は、前
回金メダルのスウェーデンと予選リーグ初戦で対戦する。

　カーリング女子は前半上手く戦い5ed終了時点で3－2とリードし
ていたのだが、6edにラストストーンのミスで3点スチールされて
流れを手放す形になり5－8で敗れた。

　スノーボード女子HPは1回目でクロエ・キムが94.00を出してトッ
プに立つと、2回目に富田せなが88.25をマークして2位に浮上し直
後にケラルト・カストリェトが90.25で2位に入れ替わるが以後の順
位は変わらずにキムが1回目の94,00を守り切って金メダル。

　富田せなは銅メダル獲得となり、予選2位だった小野光希は得点が
伸びずに1回目の71.50を越える9位で10代メダリストは誕生せず。

　富田せなは3年前に同じ会場で行われたW杯で公式練習中に転倒し
脳挫傷の重傷を負っているのだが、その悪夢を払拭しての見事なス
ノーボードHP女子初のメダル獲得となった。

　フィギュアスケート男子シングルFSで3組目5人目に登場した羽生
結弦は冒頭の4回転アクセルに挑んだが失敗、直後に4回転サルコー
も転倒したのだが残りは完璧な演技で188.06トータル283.21で残り
3人までトップを守る。

　しかし22番スタートの宇野昌磨が187.10トータル293.00でトップ
に立つと、鍵山優勝真201.93トータル310.05でSP1位のネーサン・チ
ェンがFSでもトップの218.63を出しトータル332.60で悲願の金メダル
を獲得し鍵山が銀・宇野が銅で羽生は惜しくも4位だった。

　ネーサン・チェンの33260は平昌で羽生が出した317.85を上回って
いるし、鍵山の310.05は平昌で宇野が出した306,90を上回っているの
をみるといかにハイレベルな勝負だったかが分かる。

　スノーボードクロス男子はトリノ以来の出場の高原宜希が予選を
23位で通過し決勝ラウンド1回戦では1位で準々決勝に進出するが、
ここで転倒して準決勝進出ならず。

　夜に行われたスピードスケート女子5000で初出場の堀川桃香は自己
ベストを出して10位、4組目の押切美沙紀はマルティナ・サブリコバ
と組んで自己ベストで8位入賞を果たす。

　サブリコバは後続の組の2人に抜かれて3位となり、金はオランダのイ
レーネ・スハウテンが3000に続き2冠を果たし銀は3000銅メダルのカナ
ダのイザベル・ワイデマンが獲得。