お祖父さんの名言

 今月はウチの店の創始者である亡き祖父の誕生月&亡くなった
月である。
 そこで祖父を偲んで面白エピソードを・・・

 大正元年生まれだった祖父は大分県の津久見からコチラに出てきた
のだった。
 つまり我が家のルーツは津久見である。

 修行していた店を師匠から譲り受けて始めたのだが、口が達者だった
祖父にはいろんな伝説があった。

 職人ゆえカタブツだった祖父は仲がよかった近所の皮膚&秘尿科の
先生が来ると‘ワシもかなり変わっとるが、先生ほどじゃない’ と言うと、
やはり偏屈でならしていた皮膚科の先生も‘ワシも変わり者じゃが、
ここでアンタと付き合いだしてから変わり者になった’ と言い合っていた
らしい。

  負けず嫌いだったので私が負けるのも腹が立っていたようで、
小学校の時にウチの前にあった駄菓子屋で遊んでいたら友人の
Nクンが‘オイッ!’と言って後ろから私の背中を叩いたところ、突然店

からカミソリを持ったまま飛び出してきて

‘叩き返せ!’

と私に言った。

 Nクンにしてみると‘ふざけてポンとやっただけなのに・・・・・’
呆気に取られていた。
 未だに祖父の話になると、その事が話題になる。

 更に仲のよかった議員さんとの会話。
 頭の薄かった議員さんから

‘ワシは髪が薄いけん殆ど切る所がなかろうが、半額にならんか?’

と言われ

‘なん言うかな、髪がない方が難しいじゃ、

半額どころか倍額貰おうごとある!’と言い返したそうだ。

 確かに髪は多過ぎるより少ない方が難しいのだ。
 それでも市議会議員を相手に、こんなバカ話をできるのは凄いと思う。 

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