30年前の誕生日を 思い浮かべると・・・・

　おかげさまで今日2月21日で48歳を迎える事ができた。

　数え年なら49歳となり‘織田信長は この年齢で死んだのか’などと思いながら
誕生日を迎え、例によって家族で作ったバースデーケーキで お祝いしてもらう
など素晴らしい1日となった。

　これまでの中で最も思い出深い誕生日として30年前の誕生日がある。

　30年前は高3で当然ながら8日後に高校卒業を控えていて3月下旬からは
福岡に修行に行くため家族と迎える誕生日は当分ないなと思っていたのだが、
ちょうど店の休日である第3日曜日と重なったため野球部の友人達を呼んで
我が家で卒業パーティーを行う事にしたのだ。

　私の代の野球部員は20人ほど入部したものの1年の夏休みが終わると11人
に減り、最後まで残ったのは私を入れて7人だった。

　とりあえず夏の大会終了後の引退祝いはTクン宅で焼肉を食べて過ごした
ので今回は我が家ですき焼きパーティーにした。

　昼食を兼ねて友人達がやって来てワイワイ騒ぎながらも すき焼きを食べ
まくり用意した肉を初めとした具財はあっという間になくなったし、通常のノリで
バカ騒ぎをしたのだった。

　楽しい時間は あっという間に過ぎるもので気が付いたら17:00になっていた
ので友人達は帰って行ったのだが、祖父が
‘オマエ友達が多いで いいのぉ’とポツリと言った言葉が忘れられない。

　やはり2年半苦楽を共にした仲間というのは いいものだと痛感したし、個人的
にはレギュラーを取れずに終わったものの いい高校生活だったと思ったもので
以後も仲間達が1人も欠ける事なく元気でいるのも嬉しい。

　願わくば（特に息子達）子供達にも こういう友人が1人でもできて欲しいと
思うものだ。