日本 五輪対戦国決定!スウェーデン、コロンビア、ナイジェリアと同組
日本時間の14日夜に行なわれたリオ五輪・男子サッカーのグループ
ステージの組み合わせ抽選で日本はナイジェリア・コロンビア・スウェ
ーデンと同じグループに入った。
抽選前には開催国のブラジルや前回優勝のメキシコにアルゼンチン
と同じポットに入ったので幸運と言われていたのだが、アフリカ王者
のナイジェリアをはじめヨーロッパ予選1位のスウェーデンに2年前
のW杯で完敗したコロンビアと対戦する‘死のグループ’に入った
事になる。
悪い事に日本が入ったグループBは決勝トーナメント初戦で開催
国・ブラジルが入ったグループAのチームと対戦するので、2位通過
してもベスト8でブラジルと対戦する可能性が高いわけだからメダル
獲得には文字通り茨の道になるためマスコミは一斉に悲観的な論調
となっている。
ただし久保裕也をはじめとした手倉森ジャパンの主力選手達は歓迎
の意を表しているので頼もしい限り。
たしかに五輪でメダルを獲得するのは大事ではあるが、それと引き
換えにフル代表で活躍できなければ意味が無いわけで死のグループで
どこまで戦えるのかは仮に3戦全敗で終わっても何か得る物があると
思うのだ。
基本的に手倉森ジャパンは自分達のスタイルに拘るザッケローニ
体制とは正反対の価値観で作られており、現フル代表のハリルホジッ
チ体制と同じコンセプトだから強敵と戦った場合どんな戦いを演じる
事ができるのかという興味もある。
アテネ五輪では1勝2敗、北京五輪では3連敗に終わったものの
その時のメンバーが中心になって南アフリカW杯でグループステー
ジを突破できたのだから、若年時代に強敵と対戦する事の大切さが
分かるわけで それを考えると強敵揃いのグループに入ったのは決し
て悪い事ではない。